今週開催されるWRC第2戦ラリースウェーデンに、ヒョンデはティエリー・ヌービル、アドリアン・フルモーに加えて、サードカー…
今週開催されるWRC第2戦ラリースウェーデンに、ヒョンデはティエリー・ヌービル、アドリアン・フルモーに加えて、サードカーのドライバーとして、2024年のスウェーデン勝者であるエサペッカ・ラッピを投入する。ラッピのコ・ドライバーは、フィンランド選手権の参戦でも組んでいるエンニ・マルコネンが務める。
2018年にWRCスウェーデンを制しているヌービルは「ラリースウェーデンは、雪路面なので基本的にとても安定したコンディションのイベント。チームとしては、いいパフォーマンスが出せるラリーで自分も2018年に勝っている」と自信を見せる。
「好リザルトを再現するためには、速いマシンと適切なコンディションが必要だ。高い雪壁は速度を抑えることに使えるが、ディッチを避けるために寄りかかることもできる。これをうまくやるためには、マシンはセッティングが簡単で旋回性能がよく、スタッド付きタイヤとの相性も良くなければならない。新雪なら最大限のプロテクションが必要だが、固く締まったアイス路面では硬めで精密なセッティングがモノを言う。優勝を狙っていくが、トヨタとの戦いはタフなチャレンジになることも承知している。昨年は最終日まで優勝争いをしていたので、今年も同じような戦いができたらいいね」
24年のスウェーデンではポディウムに上がっているフルモーは「ラリースウェーデンは、かなり過酷になることもある。どのステージでも、しっかり決意を固めて攻めなくてはならない。雪壁にスタックすることなく、利用して速度をうまくコントロールするためには、精密なマシンが必要だ」と気を引き締める。
「近年は新雪が少なく凍結したコンディションが続いているので、雪壁は少なくなるはず。グリップも昨年より悪化するだろうと予想している。どんなコーナーでも自信を高めて思い切って攻めることができる、バランスの優れたマシンが必要。モンテカルロとは違い、週末を通して純粋なパフォーマンス勝負になるので、天候に合わせてマシンをセッティングしていかなくてはならない。今回は走行順で有利なので、優勝してマニュファクチャラーズ選手権のポイント差を詰めることを目指す」
ヒョンデに復帰しての初戦を迎えるラッピは「WRCでのキャリアは終わったと思っていたので、ヒョンデから再びトップレベルでドライブできることにすごく驚いているし、ワクワクしている」と喜びを語る。
「直近のWRCイベントではあまりいいリザルトを残せていないので、今年はその流れを変えて、どんな状況に直面しても全力を尽くす姿勢を見せたい。24年は金曜日の夜のコンディションが変わりやすかった。夜に大雪が降ったので視界がすごく悪かったが、自分たちはうまく対応した。フィニッシュするだけなら自分的にはそれほどチャレンジングなラリーではないが、高速でグリップが低いとトリッキーになる。新雪になれば、先に走ったマシンがラインがクリアにするので後方スタートの方が有利になるが、凍ると逆に後方スタートの方が遅くなるかもしれない。今季はすでにラリー2マシンでフィンランドの冬ラリーに2戦参戦しているし、ヒョンデi20Nラリー1でもスノーで1日テストをした。エンニにとっては、ラリー1での参戦は4度目で、自分とのコンビでトップクラスのマニュファクチャラーからのエントリーは初めて。本当に特別な機会になる」

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