【ブンデスリーガ】ザンクトパウリ 2-1 シュツットガルト(日本時間2月7日/ミラントア・シュタディオン)【映像】超反応…

ザンクトパウリDF安藤智哉

【ブンデスリーガ】ザンクトパウリ 2-1 シュツットガルト(日本時間2月7日/ミラントア・シュタディオン)

【映像】超反応→素早い寄せで封じた瞬間

 数年間ブンデスリーガでプレーしていたかのような落ち着いた対応だった。ザンクトパウリのDF安藤智哉が強豪相手に披露した完璧なディフェンスが話題を集めている。

 日本時間2月7日のブンデスリーガ第21節で、ザンクトパウリはホームで公式戦4連勝中と好調のシュツットガルトと対戦した。

 開幕から全試合で先発出場していた藤田譲瑠チマが筋肉系の怪我でメンバー外となったが、今冬にアビスパ福岡から加入した安藤智哉は3バックの中央で先発出場。公式戦4試合連続でスタメンに名を連ねた。

 あっという間にJ3のFC今治からブンデスリーガまでステップアップした叩き上げのDFは、リーグ屈指の攻撃力を誇るシュツットガルト相手にも好パフォーマンスを連発している。

 それを象徴するようなシーンがスコアレスで迎えた32分の場面だ。

【映像】ウンダフの抜け出しを完全阻止した瞬間

 ザンクトパウリ陣内でシュツットガルトMFビラル・エル・カンヌスがボールを奪うと、2タッチ目で最前線のFWデニズ・ウンダフの前方のスペースに浮き球のパスを出した。

 相手の狙いでもあるショートカウンターに対して安藤は、エル・カンヌスからのパスが出る前から今季11ゴールを決めているドイツ代表FWのポジショニングを細かく確認していた。

 この危機察知能力の高さで、パスが出た瞬間に素早くウンダフに身体を寄せることに成功。最後は腕の力を使って前に入ることで、GKニコラ・ヴァシリが余裕を持ってボールをキャッチする時間とスペースを作り出した。

ウンダフ

 まるで何年かもブンデスリーガでプレーしていたかのような落ち着いた守備はSNSでも話題を集め、ファンからは「安藤すげーな。数年ブンデスでやってました?ってくらいバリバリやれてる」「安藤の存在デカかったなぁ。ウンダフとデミロビッチやりにくそう」「安藤落ち着いてるな」「ウンダフを完封」「優勢なのすげえよ」「ウンダフが安藤に完全に抑えられている」「安藤これは救世主なりそう」と称賛の声が相次いだ。

 27歳の日本代表DFは、試合を通してウンダフとFWエルメディン・デミロヴィッチの2人のFWをほぼ完封したと言って良いだろう。読みをきかせたインターセプトとカバーリングで彼らに自由を与えず、両者合わせて被シュート本数を1本に抑えた。

 独メディア『Bild』は安藤に対し「守備で妥協を許さず、ウンダフのワンチャンスを除いて全てをクリアし、デュエルの2/3以上を制し、ビルドアップでも信じられないほど冷静沈着だった。まるでずっとザンクト・パウリにいたかのようだった」と絶賛。「今後、ディフェンスのリーダーとしてさらに多くの出場機会を得る可能性もあるだろう」と期待を寄せている。

 まさに安藤の“救世主”とも言える大活躍もあり、ザンクトパウリがシュツットガルトに2ー1で勝利。公式戦7試合ぶりの白星をホームサポーターと分かち合った。
(ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)