ミラノ・コルティナ2026のスノーボード女子ビッグエア予選が現地時間2月8日、イタリア・リヴィーニョ・スノーパークで行わ…
ミラノ・コルティナ2026のスノーボード女子ビッグエア予選が現地時間2月8日、イタリア・リヴィーニョ・スノーパークで行われた。日本代表4選手は全員が上位12人による決勝進出を果たす快挙を達成。村瀬心椛が2位、深田茉莉が5位、岩渕麗楽が7位、鈴木萌々が8位で予選を突破した。決勝は日本時間2月10日午前3時30分から行われ、日本勢によるメダルラッシュが期待される。
【画像】【ミラノ五輪】スノーボード女子ビッグエア 日本勢4人全員が決勝進出 村瀬心椛が予選2位
村瀬心椛が予選2位で通過 首位と僅差
北京2022銅メダリストの村瀬心椛は、予選で安定した滑りを見せた。高難度のトリックを成功させ、171.25点を獲得。首位のゾイ・サドフスキ・シノット(ニュージーランド)の172.25点にわずか1点差と肉薄する2位で決勝進出を決めた。
ビッグエア予選は3回のランのうち、得点が高い2本の合計で争われる。出場29人のうち上位12人が決勝に進む仕組みだ。村瀬は2本とも高得点を叩き出し、決勝への切符を確実に手にした。
決勝では、大技「バックサイド・トリプルコーク1620」の披露も期待される。村瀬は2026年のX Gamesで女子史上初となるこの技を成功させており、金メダル獲得の最有力候補として期待が高まる。北京大会での銅メダルから、今大会では頂点を目指す。
深田茉莉は5位 岩渕麗楽は7位で決勝へ
初出場の深田茉莉(19歳)は、予選1回目で着地に失敗し出遅れた。しかし、そこから驚異的な修正力を発揮する。2回目で77.50点を獲得して立て直すと、3回目には全体でも上位となる88.25点のビッグジャンプを決めた。合計165.75点で5位通過を果たす。
大舞台でも物怖じしない強心臓ぶりは、決勝での爆発を予感させる。初の五輪で表彰台を狙う若き才能の活躍に注目だ。
3大会連続出場の岩渕麗楽は、経験を生かした冷静な試合運びが光った。予選では回を重ねるごとに得点を伸ばし、合計164.00点で7位通過。平昌2018、北京2022と2大会連続でメダルには届いていないが、今大会こそ悲願のメダル獲得を目指す。
安定感と勝負強さを兼ね備えたベテランが、虎視眈々と上位を狙う。
鈴木萌々も8位で決勝進出 日本勢4人揃い踏み
チーム最年少18歳の鈴木萌々も、決勝進出を決めた。1回目はバックサイドの1080を決め72.25点を獲得したものの、2回目で転倒。後がない3回目でフロントサイドの1080を成功させ、88.25点を獲得した。
合計160.50点で8位。プレッシャーのかかる場面で確実に技を決める精神力は、初の五輪とは思えない落ち着きだ。
日本代表4選手全員が決勝進出を果たしたことで、表彰台独占の可能性も見えてきた。2025年3月の世界選手権では、日本勢が表彰台を独占する快挙を達成している。その再現が期待される。
【画像】【ミラノ五輪】木村葵来が金メダル ビッグエア男子で日本初の快挙
男子の金銀に続くメダルラッシュなるか
男子ビッグエアでは、木村葵来が金メダル、木俣椋真が銀メダルを獲得する快挙を成し遂げた。日本スノーボード界の強さを世界に知らしめた男子に続き、女子も表彰台を狙う。
ビッグエアは日本のお家芸とも呼ばれるほど得意とする種目だ。男女ともに世界トップクラスの選手を複数擁する層の厚さが、日本の強みとなっている。
女子ビッグエア決勝は、日本時間2月10日午前3時30分から行われる。決勝では3本のランのうち、得点が高い2本の合計で順位が決まる。予選以上の高難度技が繰り出される激しい戦いが予想される。
エースの村瀬を中心に、深田、岩渕、鈴木が続く。4選手それぞれが金メダルを狙える実力を持っており、どの選手がメダルを獲得してもおかしくない状況だ。
「世界最強」の布陣が、イタリアの夜空で表彰台を席巻できるか。日本スノーボード界の歴史的快挙に向けて、決勝での戦いに注目が集まる。