卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2026」は8日、中国・海口市で最終日を迎え、メダルを懸けた熾烈な争いが繰り広げら…

卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2026」は8日、中国・海口市で最終日を迎え、メダルを懸けた熾烈な争いが繰り広げられた。日本勢は男女で上位に進出し、それぞれが奮闘を見せた。

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■戸上は世界2位撃破で存在感

今大会では日本選手が中国の強豪を次々と破るなど、男女ともに実力を発揮する場面が目立った。

そんな中、男子シングルスで決勝に進出したのが張本智和(トヨタ自動車)。決勝の相手は世界ランキング1位の王楚欽(中国)。これまでも数々の名勝負を繰り広げてきた両国のエースによる対決となった。

試合は、張本智が第1ゲーム、第3ゲームを奪うなど、堅実なプレーで先手を取る展開に。中盤までは互角の攻防が続いたが、第5ゲーム以降は王楚欽がやや上回り、フォアの回り込みなどでペースを握る。第5ゲームを8-11、第6ゲームを6-11で連取した王楚欽が金メダルを獲得。張本智は惜しくも敗れたものの、堂々の銀メダルとなった。

また、準決勝で張本智に敗れた戸上隼輔(井村屋グループ)は、3位決定戦で張佑安(台湾)と対戦。今大会で快進撃を見せた世界ランキング106位の相手に対し、得意の両ハンド攻撃を要所で決め、4-1で快勝。準々決勝で世界2位の林詩棟(中国)を撃破した勢いを保ち、価値ある銅メダルを獲得した。

女子では、唯一ベスト4に進出した張本美和(木下グループ)が、3位決定戦で世界ランキング4位の蒯曼(中国)と対戦。第1ゲームを11-9で先取したものの、第2ゲーム以降は蒯曼のフォアハンドに苦しみ、4ゲームを連取されて1-4で逆転負け。準々決勝で世界3位の陳幸同(中国)を破るなど躍進を見せた張本美だったが、最終日は王曼昱、蒯曼といった上位選手に連敗を喫した。

今大会、日本勢は男子で張本智が銀メダル、戸上が銅メダルを獲得するなど、トップレベルの実力を示した。女子では張本美が唯一の4強入りを果たし、日本のタレントたちがアジアの舞台で躍動した大会となった。

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