◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 団体(8日、イタリア・ミラノ) 日本は2連覇した米国と最後まで競り合い、…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 団体(8日、イタリア・ミラノ)
日本は2連覇した米国と最後まで競り合い、2大会連続の銀メダルを獲得した。トップに並んで迎えた最終種目の男子フリーで、五輪初出場の佐藤駿(エームサービス・明大)が自己ベストの194・86点をマーク。世界王者のイリア・マリニン(米国)には届かず2位だったが、大健闘の滑りを見せた。
ペアの三浦璃来、木原龍一組、女子の坂本花織がともに1位。米国と同点で、最後の佐藤に回ってきた。冒頭のルッツで4・11点の出来栄えを引き出すなど、2種類3本の4回転を鮮やかに決めていった。「正直、イリア選手に勝つことができれば一番嬉しいなとは思っていたけど、次元も違う選手なので、少しでも追いつきたいなっていう思いで演技をしていた」。直前まで4回転フリップの投入を考えていたという。「やろうかなと思っていたけど、ルッツを降りてから、普段通りの構成でしっかりとまとめようと切り替えて、普段通り頑張った」と振り返った。
得点が出て銀メダルが決まると、その場で号泣した。「1位を取りたかったな、という悔しさがすごい込み上げてきた」と涙の理由を明かした。「でも、自分のやるべきことは最大限やることができた。チームのみんなに感謝している」。感動を呼ぶ気迫あふれる滑りだった。仲間たちから「よく頑張った」と涙ながらに声をかけられた。「そこまでの流れというか、りくりゅうペアから始まって、(坂本)花織ちゃんと、良いバトンが本当につながってきた。そのバトンをしっかりと、最後に落とすことなく届けられて、すごい良かった」と笑顔で言った。