巨人は第2クールを終えた 最後のスイングで左翼防護ネットに突き刺した。巨人の宮崎2軍キャンプの8日、ドラフト6位の藤井健…
巨人は第2クールを終えた
最後のスイングで左翼防護ネットに突き刺した。巨人の宮崎2軍キャンプの8日、ドラフト6位の藤井健翔内野手(浦和学院高)は、居残り特打を豪快アーチで締め括り、第2クールを終えた。「ジャッジ」の異名で親しまれる19歳はプロのキャンプを「全部がしんどい」と振り返った。
特打で投手を務めたのは石井琢朗2軍監督だった。「いや、もう、すごい球を投げてきていますね。打ち取られました。手元でピュッとくる感じ。自分の打撃をずっと見てくださっているので、苦手なコースに投げている感じで、そういう観察力もすごいです」。
身長181センチ、体重96キロの恵まれた体格で、高校時代からヤンキースの主砲をなぞらえて「浦学のジャッジ」として注目。プロでは同じ背番号「99」をつける。連日、グラウンドで大きな声を出し、遅くまで打撃や守備の個別練習で汗を流している。
「もう全部がしんどいです」。プロのキャンプの厳しさに、思わず苦笑いだ。「本当、全てですね。朝からずっと練習という体験も今まであまりないですし、お客さんであったり、ずっと人に見られている緊張感、先輩方と一緒にやる緊張感っていうのもありますし、いろいろな面でまあ大変だなって思いますね」。
プロのレベルの高さに衝撃を受けている。「全てで劣っているなっていうのを感じているんで。すごい先輩はみんなですね。でも(小林)誠司さんや湯浅さん、(増田)陸さん……本当にずっと見ていた人たちが全員なので、その人たちと一緒にプレーできているということに不思議な感覚もありますし、全て学ぶものなので、全部見なきゃいけないと思っています」。
打撃では自分の考えを軸に積極的に周囲に質問し、三塁の守備ではハンドリングの柔らかさや1歩目の動きだしなどのレベルアップに努めている。「まだまだ学びたいことはいっぱいあるので。1年間怪我なく戦い抜くにはどう体を作ればいいかというのも聞きたいと思っています」。未完の大砲は18歳のルーキーらしく、ひたむきに野球と向き合っていく。(湯浅大 / Dai Yuasa)