「広島春季キャンプ」(8日・日南) 広島のドラフト6位・西川篤夢内野手(18)=神村学園伊賀=が8日、日南市の天福球場…

 「広島春季キャンプ」(8日・日南)

 広島のドラフト6位・西川篤夢内野手(18)=神村学園伊賀=が8日、日南市の天福球場で行われている1軍キャンプに合流した。高卒ルーキーが異例の大抜てき。先輩とフルメニューを消化し「この早い段階で1軍を経験させてもらって、全ての面で勉強になりました」と、充実の表情で初日を締めくくった。

 走攻守の三拍子そろった右投げ左打ちの大型内野手。高いポテンシャルが評価され、昨秋のドラフトでは育成も含めて球団唯一の高校生で指名された。気温3度の中で開始された全体アップでは、先頭で声を張り上げ若さをアピール。「すごく良い雰囲気でやらせてもらった」とすぐさまチームに溶け込んだ。

 フリー打撃では新井監督から15分間にわたり、熱視線を送られる場面もあった。その後ノック、ロングティーなどをこなしたルーキーに対し、指揮官は「守備にしても打撃にしてもいいものを持っている。スイングに癖はないし、守備も柔らかい。高校生には見えないぐらい、いいものを見せてくれた」と絶賛。18歳が秘める無限の可能性に期待を寄せた。

 10、11日の紅白戦にも出場予定。この絶好のアピール機をただの“思い出作り”で終わらせるつもりはない。「チャンスだと思う。本当に(13日からの)沖縄(1軍キャンプ)に行けるように頑張りたいです」と西川。金の卵が新井カープに新風を吹かせる。

 ◆西川篤夢(にしかわ・あつむ)2007年12月28日生まれ、18歳。三重県出身。184センチ、77キロ。右投げ左打ち。内野手。神村学園伊賀から25年度ドラフト6位で広島入団。ポテンシャルが高く走攻守の三拍子がそろった素材。