「練習試合、日本ハム8-4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護) 今春初の対外試合となる練習試合で阪神・高寺望夢内野…

 「練習試合、日本ハム8-4阪神」(8日、エナジックスタジアム名護)

 今春初の対外試合となる練習試合で阪神・高寺望夢内野手(23)がソロ弾を含む2安打で左翼レギュラー争いへアピールした。デイリースポーツ評論家の西山秀二氏は「レギュラーの座に『近いな』と思わせたのが高寺」と評価した。

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 多くの若手が出場したこの練習試合、誰もがレギュラー獲りを狙っているだろうが、その座も「近いな」と思わせたのが高寺だ。

 第1打席、1-2と追い込まれながらしっかりとボールについていって四球を選んだ。これはトップができていて、打つ形、バットを出す形がしっかりしているからこそ、逆に待つこともできる。3打席目のヒットも、追い込まれてからのものだ。

 他の選手が簡単な見逃しや、むちゃな大振りをする中で、高寺は打つべき球を打つ、そうでない球は待つことができていた。いい形と、きちっとタイミングを取れていることで四球も取れるしヒットも出る。

 第2打席は、逆風を突いての完璧な本塁打。ピッチャーが代わったところでの初球をしっかり打てるということは、確かな準備ができている証しだ。

 昨年、ある程度1軍での出場を経験できた。そこで得た課題にオフの間取り組んできたことがうかがえる。前川あたりとの競争になるだろうが、打席での対応できそうな形を言うなら、高寺が一歩リードしているように見える。