2月8日、帯広競馬場で行われた11R・翔雲賞(BG2・3歳・ダ直200m)は、金田利貴騎乗の6番人気、レッドウンカイ(…
2月8日、帯広競馬場で行われた11R・翔雲賞(BG2・3歳・ダ直200m)は、金田利貴騎乗の6番人気、レッドウンカイ(牡3・ばんえい・松井浩文)が勝利した。2着に1番人気のキングウンカイ(牡3・ばんえい・松井浩文)、3着にヤマトテンショウ(牡3・ばんえい・谷あゆみ)が入った。勝ちタイムは1:44.4(馬場水分2.2%)。
2番人気で渡来心路騎乗、ホクセイイワキヤマ(牡3・ばんえい・坂本東一)は、5着敗退。
全馬が勢いよくスタートから飛び出し、ほぼ横並びのまま第一障害を駆け抜けていった。道中はレッドウンカイ、キングウンカイ、ヤマトテンショウが第一障害を下りた勢いのままレースを引っ張るが、中間点を過ぎたあたりで各馬一旦息を入れてペースが落ち着いた。後続が徐々に位置取りを上げていくなか、ヤマトテンショウ号がわずかに抜け出し第二障害に到達。少しの間、息を入れたのち、全馬が第二障害に到達する前にヤマトテンショウが先頭で登坂を開始。
ヤマトテンショウが一歩一歩果敢に障害を上がり、天板を越えようかというところで2番手以下後続も登坂を開始。すんなりと障害を越えたヤマトテンショウだったが下りた後の脚はやや苦しく、2番手で障害をクリアしたレッドウンカイが末脚鋭く一気にかわしていった。ヤマトテンショウが5番手まで後退するなか、抜け出したレッドウンカイに2番手のキングウンカイが必死に追いすがるが、残り10mを過ぎたあたりでキングウンカイの脚が止まる。先頭を行くレッドウンカイも最後は苦しくなり一旦脚が止まるもののすぐに立て直して先頭でゴール。12月のヤングチャンピオンシップ3着の雪辱を果たし嬉しい重賞初制覇を飾った。
2着にはキングウンカイが入り、3着にはヤマトテンショウがゴールまで残りわずかのところで止まったホクセイイワキヤマをかわし入った。レッドウンカイを管理する松井浩文調教師、騎乗した金田利貴騎手はともに翔雲賞を初制覇となった。
1着 レッドウンカイ
金田利貴騎手
「今日は良いところを見せられたらと思っていましたが、最高の結果になってよかったです。強い馬が多かったので離れないようについて行ければと思っていました。重量が重たいと思っていましたが、道中は重量のわりに軽く走ってくれていたので、すごく調子が良いと感じました。第二障害では重そうでしたが、最初の頃と比べて、諦めずに踏ん張ってくれるようになっていました。走るたびに成長してくれている馬で、真面目で素直で乗りやすく、限界まで走ってくれるところが素晴らしいと思います。1枠は初めてだったので嫌でしたが、終わってみたら関係なかったかもしれません。思ったよりも早く重賞を獲れました。まだまだ強くなってくれると思うので楽しみです。いつも応援ありがとうございます。まだまだレッドウンカイとともに頑張りますので、応援よろしくお願いします」
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松井師「まだまだ上に行ける馬」

松井浩文調教師
「あそこまでぶっちぎりで進む展開になると思ってはいなくびっくりしています。初めてこの馬に出会ったときは綺麗な馬だという印象でした。調教をつけ始めると親のコウシュハウンカイとは違い、素直で触りやすい馬でした。このレースに向けて厩務員と金田騎手が上手く仕上げてくれました。明け3歳で1枠だとまわりに驚く可能性が少しあったので心配はしていましたが、第二障害まで楽に来ており、下りてからの展開を見て何とかなると思いました。この馬は追えばいくらでも進んでいくスピードがあり、切れ味があるのが良いところです。体が出来るとともにどんどん力をつけていけば、まだまだ上に行ける馬だと思います。次のイレネー記念では自厩舎の馬でワンツースリーを狙っていきますので、応援よろしくお願いします」
レッドウンカイ 16戦4勝
(牡3・ばんえい・松井浩文)
父:コウシュハウンカイ
母:ミチノクイン
母父:キングファラオ
馬主:竹内宏人
生産者:柏倉肇
【全着順】
1着 レッドウンカイ
2着 キングウンカイ
3着 ヤマトテンショウ
4着 パワーウンカイ
5着 ホクセイイワキヤマ
6着 インカン
7着 サトノブレイカー
8着 スターノチカラ
9着 ハートキング
10着 オレノコクオウ