壊れてしまったというメダルを見せるジョンソン(C)Getty Images 今五輪もメダルの“品質問題”が浮上しそうだ。…

壊れてしまったというメダルを見せるジョンソン(C)Getty Images
今五輪もメダルの“品質問題”が浮上しそうだ。
現地時間2月8日に行われたミラノ・コルティナ五輪のアルペンスキー女子滑降で、見事に勝利したブリージー・ジョンソン(米国)の金メダルが紐から外れて落下。一部が破損する事態になった。
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予期せぬアクシデントだった。金メダルを手渡された直後、チームメイトや関係者たちと興奮気味に喜びを分かち合っていたというジョンソン。すると、メダルと紐を止めていた留め具が破損。金メダルが地面に落下してしまったという。
実は今大会で同様の形でメダルが壊れるケースが起きていた。現地時間2月7日に行われたクロスカントリースキー女子20キロ複合で銀メダルを手にしたエバ・アンデション(スウェーデン)も、ジョンソンと同じように紐からメダルが外れて落下。ドイツ紙『BILD』は「修復不可能」なほどに壊れてしまったと伝えている。
興奮して、振るだけで落下してしまうとは、なんともお粗末ではある。今回のメダル落下について「何らかの形でメダルが破損したり、修理が必要になったりすることはよくあるが、受賞からこんなにも早く壊れてしまうのは稀だ」とした米紙『USA Today』は、一部がかけたというジョンソンの嘆きの声を伝えている。
「メダルを持っているならジャンプしないで。これは予想以上に重いから、たぶんそれが壊れた原因だと思う。完全に壊れているわけじゃないけど、私のは確かに壊れてる。(メダルは)きっと誰かが直してくれると思うけど……」
五輪のメダルが破損する問題は、2024年のパリ五輪でも噴出。スケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)は自身のSNSで「みんなが思っているほど上質ではない」と報告。さらに米女子サッカー代表FWのリン・ウィリアムズは「もっとちゃんとしたものを作るべきだったとも思うし、頑丈にすべきだった。正直言って、今回の件で私が非難される筋合いはない」と主張する事態となった。
メダルは選手たちにとっては一生モノとなる。それだけに誰もが納得できる品質に改善してもらいたいものだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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