「日本ハム春季キャンプ」(8日、名護) 新庄監督の度肝を抜いた。日本ハム・ドラフト2位のエドポロ・ケイン外野手(22)…

 「日本ハム春季キャンプ」(8日、名護)

 新庄監督の度肝を抜いた。日本ハム・ドラフト2位のエドポロ・ケイン外野手(22)=大院大=が8日、阪神との練習試合(名護)に「4番・中堅」で出場し、2安打1打点と躍動。2軍から招集の抜てきに応えた。

 4番起用を「おおっ!みたいな。驚愕(きょうがく)ですね」と振り返ったルーキーが、プレーで逆に驚かせた。初回2死一塁での初打席。三遊間へのゴロを打って体勢を崩しながら、猛加速して遊撃内野安打にした。衝撃の快足に新庄監督は、20メートル走のデータをスタッフに確認。矢沢とほぼ同じチーム野手4位の数値に「びっくりした」と目を丸くした。

 エドポロの勢いは止まらない。四回は門別の143キロを捉える中堅フェンス直撃の二塁打。五回には当たり損ねの投ゴロで打点も挙げた。指揮官は打撃や守備での柔らかさも評価。「結果を出すんだから大したもん」とたたえると、「彼は運を持ってますよね。あの内野安打がなかったら分かんなかったもん。(1軍キャンプに)持ってきたいかも。人生1日、2日で変わりますから」と、チャンスをつかむスター性を感じとった。

 たくさんのファンが詰めかけた阪神戦でのデビューにも「いつも通りにやれた」と緊張はせず。大阪府出身で「阪神のゴメスが好きでした」というダイヤの原石が、存在を強烈に印象づけた。