◆ミラノ五輪 ▽スピードスケート(8日、ミラノ・スピードスケート競技場) 男子5000メートルが行われ、佐々木翔夢(明大…

◆ミラノ五輪 ▽スピードスケート(8日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 男子5000メートルが行われ、佐々木翔夢(明大)は6分27秒97で最下位の20位だった。アイトレム(ノルウェー)が6分3秒95の五輪新記録で金メダルに輝いた。

 高校卒業まではショートトラックとの二刀流。今季は練習に取り入れており、カーブを得意とする。「重心移動、コーナーでのバンク(傾斜角)の作り方を意識している」と話していたが、初の大舞台では持ち味を生かすことができなかった。

 レースを終えた佐々木は「やはり歓声が、いつもとは比較にならないほどすごかったので、滑っていて元気をもらうことができました。最初の方はすごく良くて、本当にあのまま行けば理想のタイムが出るという感じだったのですが、やはり結構ラップがガクンと落ちてしまったので、理想としている滑りはあまり出せなかったかなと思っています。自分はあまり氷の感覚などは分からないのですが、ただもう思い切って滑るだけかなと思っています」と話した。残る種目に向けては「メダルが取れる可能性がある種目だと思っているので、5000メートルは自分の中であまり良くなかったのですが、気持ちを切り替えて頑張っていきたいなと思っています」と口にしていた。

 今大会の仮設リンクに対しては様々な選手から「空洞がある感じ」や「独特の音が気になる」といった声が上がった。だが、マイペースな19歳は「ちょっと、あんまり分かんない」と意に介さず。加えて「気にしても仕方ない。それのせいにしたくない」と自身の滑りにフォーカスし続けている。

 今季は10月に非五輪種目の3000メートルで日本記録をマークすると、11月のW杯で5000メートルの日本新を樹立。マススタートでW杯優勝経験もある日本男子長距離ホープ。11日にハタチの誕生日を迎え、15日には団体追い抜き予選が控える。悔しさをバネに準決勝進出をめざす。