「プロレス・新日本」(8日、エディオンアリーナ大阪・第2競技場) NEVER無差別級王者のウルフアロン(29)が、デビ…
「プロレス・新日本」(8日、エディオンアリーナ大阪・第2競技場)
NEVER無差別級王者のウルフアロン(29)が、デビュー13戦目でついにプロレス“初黒星”を喫した。8人タッグマッチで矢野通(47)、YOH(36)、マスター・ワト(28)と組み、2月11日大阪大会の初防衛戦で迎え撃つ極悪軍団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の成田蓮(28)との連日の前哨戦に臨んだが、YOHが成田の地獄の断頭台に沈み、無傷の連勝街道がストップした。
先発を買って出たウルフは「成田、1対1だ!」と指名。すぐに介入によって1対4となったが、ディック東郷(56)をボディスラム、DOUKIを変型体落とし、高橋裕二郎(45)をショルダータックルで蹴散らし、成田に対しては柔道技でもある裏投げを初解禁して強烈にマットにたたきつけた。
ただ、日増しにエスカレートするHOTのラフファイトに苦しんだ。場外乱闘では成田から木づちで頭部を殴打されて悶絶。さらに、極悪集団に捕まったYOHを助けようとリングインしたが、成田の改良型プッシュアップバーによる凶器攻撃をまともに食らって大の字に。トーチャーツール(凶器)のフルコースでボコボコにされたYOHが沈み、プロレス初黒星となったウルフもダメージが大きく肩を借りて退場した。
東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフは、1月4日の東京ドーム大会でプロレス初陣に臨み、極悪レスラーのEVILを逆三角絞めで撃破。いきなりNEVER無差別級王座を奪取するという衝撃デビューを飾った。以降はタッグマッチながら自力勝利を含めて無敗の12連勝。ただ、デビュー1カ月を終えた1月末、デイリースポーツの取材に「いつかは負けが来ると思いますよ。ずっと勝てるなんて甘い世界じゃないですから。負けるつもりは全くないですけど、負けた時にどうするかがすごく大切だと思っています」と冷静に語っていた。
11日の大阪大会では、デビュー戦以来のシングルマッチで成田を迎え撃つ。最後の前哨戦で凶行により屈辱を味わった五輪王者レスラーが、初防衛戦でどんな戦いを見せるか大きな注目が集まる。