【ミラノ(イタリア)8日=富張萌黄】スピードスケート・ショートトラックの公式練習が8日、本番会場で行われた。女子エース…

 【ミラノ(イタリア)8日=富張萌黄】スピードスケート・ショートトラックの公式練習が8日、本番会場で行われた。女子エースの中島未莉(みれい、トヨタ自動車)は、リレーのタッチ、スタートの反応などを確認した。10日の女子500メートル予選で五輪デビューを果たす22歳。「500メートルは得意だと思っていないが、今シーズンは良くなってきている。試合開幕にワクワクしている」と、自身初戦を心待ちにする。

 メダル獲得が期待される女子3000メートルリレー出陣前の日本チームのかけ声も決定。フレッデリック・ブラックバーン戦術コーチが「日本女子、行くぞ」と言い、選手たちが「うちらしか勝たん」と続く。その後は「あげ~」と一人ずつグータッチをかわし、レースに臨む。「気持ちを高める、緊張感をほぐすために何がいいかを考え、『あげ~』になった」と、女子最年長の平井亜実(トヨタ自動車)が考案したという。「若者のギャルマインド」と全員が20代で初出場のフレッシュなチームらしいかけ声となった。

 2024年に全日本距離別選手権3冠を達成するなど成長著しい。初の大舞台を目前にし、「1日目がすごく重要になる。自分の満足いく滑りができたら」と意気込む。ネイルも好きなカラーである紫をベースに、親指には手書きの日の丸を施した。気合十分で向かう夢舞台で、日本女子のエースがメダル獲得を狙う。