<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇7日◇女子個人ノーマルヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場【プレ…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇7日◇女子個人ノーマルヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場

【プレダッツォ7日=保坂果那】初出場の丸山希(27=北野建設)が、今大会日本勢第1号となる銅メダルを獲得した。

1回目97メートルで3位、2回目100メートルで合計261・8点。前回の22年北京大会は開幕約3カ月半前の大ケガで出場を逃した。苦難を乗り越えて、4年後に日本女子では18年平昌大会銅メダルの高梨沙羅以来2大会ぶり2人目のメダリストとなった。

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高梨は、4度目出場で初めてトップ10を逃す13位に終わった。1回目92メートルで14位から、2回目96メートルに距離を伸ばし、合計238・9点。「1本目、渋いジャンプになってしまったけど、2本目、しっかり今の自分のベストを飛べたかなとは思いながらも、目指す結果では終われなかった」。

戻って来た五輪舞台。前回の北京大会では、混合団体でスーツの規定違反による失格があった。自分を責め、競技から退くことも考えたが、今大会を目指して歩んだ。「メダルを取れる実力ではないのは分かっているけど、やはりそこに向けてずっと4年間やってきた。やっぱり何かのきっかけで変われる自分を期待しながら」。苦しみ、もがくも、諦めない。

後輩の銅メダル獲得を心から喜んだ。2回目飛躍後の丸山をハグした。「希ちゃんのメダルからすごく力をもらったし、見ていて今日いい日だったなと幸せな気持ちにもなれた」と、表情はおだやかだった。