◇米国男子◇WMフェニックスオープン 3日目(7日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261y…

松山英樹が大会最多に並ぶ3勝目に“王手”

◇米国男子◇WMフェニックスオープン 3日目(7日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

第3ラウンド、ティショットのスコア貢献度を示す「ストロークゲインド・オフ・ザ・ティ」は予選通過73人のうち67位(-1.562)だった。それでも、松山英樹は通算13アンダーで単独首位に立って2016、17年の連覇に続く大会最多タイ3勝目に“王手”をかけた。

フェアウェイキープ率は50%(7/14)。大きく曲げるシーンも散見されるが、絶対に行ってはいけないエリアに打ち込んだのはサボテンの根元に止まってアンプレヤブルを宣言した2番くらい。この日の5バーディのうち1番、3番(パー5)、10番はフェアウェイキープに失敗しながら奪ったものだ。

パッティングを決めきれなくても

後半14番以降は“枠”に収まる精度も上がったように映るショット。「15番であれだけ(右に)曲がったら、話にならないですよ」と口をとがらせた一打も、左サイドに広がる池だけは避けた。池に近いフェアウェイの左サイドまで運んだ2打目のレイアップは、3打目で右奥のコーナーに切られたシビアなピンを攻め込むには絶好のアングルに置いた。過去12回の出場で、棄権した2018年を除いて4日間を戦っているTPCスコッツデール。状況判断も含め、一打一打の組み立てに経験値がにじむ。

首位で迎えた最終日は4連勝中

左奥から尾根のてっぺんに落としてピンへ向かうラインに乗せた9番のアプローチなど、抜群のショートゲームスキルがここまで3日間でわずか3ボギーのディフェンス力を支える。「順位が順位なんで、悪いって言っても信じてもらえない」。最終組でのラウンドを終えると、練習場でショットとパットの確認を急いだ。

54ホール終了時点で首位に立つのはPGAツアーのキャリアで9度目。直近の4回(2021年マスターズ、ZOZOチャンピオンシップ、24年フェデックスセントジュード選手権、25年ザ・セントリー)は、いずれも逃げ切りに成功している。(アリゾナ州スコッツデール/亀山泰宏)