鍵山の圧巻の演技に坂本も大喜びだった(C)Getty Images フィギュアスケート団体戦の男子シングル・ショートプロ…

鍵山の圧巻の演技に坂本も大喜びだった(C)Getty Images

 フィギュアスケート団体戦の男子シングル・ショートプログラム(SP)で、日本のエース鍵山優真が圧巻の演技を披露した。10人中9番目に登場すると、ノーミスの演技で108.67点をマーク。イリア・マリニン(米国)を抑えて1位となった。

【写真】氷上と雪上のヒロインたち 冬季五輪で輝く女性アスリートを一挙紹介!

 冒頭の4回転トーループ+3回転トーループのコンビネーションを鮮やかに成功させてスタンドを沸かせると、その後も軽快な音楽に合わせステップ、スピンを決めながら、途中では観客を煽るようなしぐさも見せた。動きとともに、目まぐるしく変わっていく表情も印象的で、演技を終えた直後は凛々しい顔つきで両こぶしを突き上げ、大歓声を浴びていた。

 会心のパフォーマンスで自己ベスト108.77点に迫るスコアを叩き出した鍵山。その後に演技したマリニンは98.00点に終わり、鍵山に届かなかった。

 演技の後のインタビューでも、鍵山はこの日の内容についての充実感を口にしており、「観ている人すべてを自分のプログラムに引き込めたかなと思います」などのコメントを残している。

 この結果、マリニンは2位で9ポイントを獲得となり、アメリカが首位をキープ。日本は鍵山が1位で10ポイントを獲得し、アメリカに次ぐ2位でフリー進出を果たしている。

 SNS上でも、鍵山のSPに対しての称賛の声が溢れた。「素晴らしいプログラム披露ありがとう」「完璧に近い4回転と表現力で日本を勢いづけてくれましたね」といった投稿が並ぶ。さらには、迫力のある演技に驚きの声も上がっており、「大舞台ほど動じない」「神過ぎでは…」「個人戦にも大きな希望」「これがエースだ」とこの日の印象を綴ったコメントも相次いでいた。

 2022年の北京五輪で日本は、団体で銀メダルを獲得している。現地時間8日に行われるフリーでは、ペアに三浦璃来/木原龍一組、女子シングルに坂本花織、最終種目の男子シングルに佐藤駿が選ばれており、前回以上となる金メダルを目指す。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「もし選ばれても次は辞退して」――涙で棄権を決断した近藤心音が怒り 心無い声に本音「私の目の前で言ってみてください」【冬季五輪】

【関連記事】「ありがとう」日本選手団の行動に反響止まらず イタリア国内で広まる感動の声「模範にするべき」「尊敬の文化は他の国にはない」【冬季五輪】

【関連記事】「ちょっと異常だ」スキージャンプで浮上した“疑惑”に選手は怒り 局部への注射報道に苛立ち「不正行為があった時にだけ…」【冬季五輪】