卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2026」は7日、中国・海口市で女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング7…

卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2026」は7日、中国・海口市で女子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング7位の張本美和(木下グループ)が同3位の陳幸同(中国)と対戦。ゲームカウント4-1で勝利し、ベスト4進出を決めた。

過去に日本選手の前に何度も立ちはだかってきた28歳の強敵に勝利した張本美。中国メディアも、17歳の存在を“最大の脅威”として取り上げている。

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■第3G落とすも主導権を握り続ける

グループステージを順当に勝ち上がり、準々決勝に駒を進めた張本美が対峙したのは、過去2勝2敗と互角の戦績を誇る陳幸同。注目の一戦は、張本美が立ち上がりから主導権を握る展開となった。

第1ゲームを11-7、第2ゲームも11-8で連取して流れを掴むと、第3ゲームこそデュースの末に11-13で落としたものの、安定したラリー力やレシーブを軸として冷静に対処。第4ゲームを11-8、最終第5ゲームも11-9で奪い、17歳が世界3位を撃破した。この勝利で、日本女子では唯一となるベスト4進出を果たしている。

この結果は中国メディアでも大きく報じられ、『捜狐』は「陳幸同は序盤から立て続けに失点を重ね、戦術面と試合運びの柔軟性において期待に応えられなかった。ミワ・ハリモトの鋭い攻撃を止める術を見いだせなかった」と指摘。張本美の多彩な攻撃に陳幸同が対応しきれなかったと分析した。

陳幸同はこれまで日本勢にとって国際舞台で大きな壁となっていた存在。そんな相手に2024年以来の白星を挙げた張本美は、改めてその実力を証明し、17歳が存在感を示している。

『捜狐』はさらに、「ミワ・ハリモトは中国代表チームにとって依然として最大の脅威である」と言及。「彼女はなお成長を続けており、孫穎莎と王曼昱を除けば、中国選手に対して高い勝率を誇っている。今後も中国チームはこの選手を決して侮ってはならない」と、中国陣営の警戒感を強調している。

張本美は、8日の準決勝で世界ランキング2位の王曼昱(中国)と激突する。世界3位を撃破した勢いそのままに、さらに歴史的な勝利を掴むことができるのか。17歳の快進撃に注目が集まる。

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