<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇7日◇女子個人ノーマルヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場初出場…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):ジャンプ>◇7日◇女子個人ノーマルヒル決勝◇プレダッツォ・ジャンプ競技場

初出場の丸山希(27=北野建設)が今大会の日本選手メダル1号となる銅メダルを獲得した。同種目での日本勢の表彰台は、18年平昌五輪で銅メダルだった高梨沙羅以来2大会ぶり2人目となった。

4年前に大けがを負った。21年10月の全日本選手権(札幌市大倉山ジャンプ競技場)で着地の際に転倒。左膝前十字靱帯(じんたい)断裂、外側半月板損傷、大腿(だいたい)骨脛骨(けいこつ)骨挫傷と診断された。前回の22年北京五輪開幕まであと約3カ月半の悲劇だった。

丸山が乗り越えた左膝前十字靱帯(じんたい)断裂は、一般的に全治は8~10カ月と言われている。昨年12月にはサッカー日本代表MF南野拓実(31)が試合中に負って、6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米大会への出場は絶望的とされている。

丸山は、長いリハビリを乗り越えて、22年8月に試合復帰。最初は恐怖心と戦いながら、世界に返り咲くと、負傷前より成長して、夢だった五輪で戦い、見事にメダルをつかんだ。

◆丸山希(まるやま・のぞみ)1998年(平10)6月2日生まれ、長野・野沢温泉村出身。小学4年でジャンプを始める。飯山高、明大をへて21年北野建設入り。W杯は18年12月リレハンメル大会でデビューし、個人通算137戦出場、優勝6度、表彰台15度。世界選手権は19年ゼーフェルト大会から4大会連続で出場。家族は父と兄、姉。