<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇男子ビッグエア決勝◇7日◇リビーニョ・スノーパーク昨年の世界選…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇男子ビッグエア決勝◇7日◇リビーニョ・スノーパーク

昨年の世界選手権王者の木俣椋真(23=ヤマゼン)が、初出場で銀メダルを獲得した。

予選10位だったが、この日の決勝で木俣が一時は首位に立ち、金メダルを獲得した木村葵来(きら)に最後に抜かれての銀メダルだった。日本勢で金、銀をつかんだ。

決勝は1、2回目とも違う種類の高難度の5回転半に成功。2回目を終えた時点で首位に立ち、悲願まであと1歩だった。

「技とかは120%出したので、結果もマックス出せてうれしい。上(金メダル)に日本人がいるのは正直言うと悔しいが、(木村)葵来もうまかったし、おめでとうございますっていう感じです」と素直に喜び、16日に出場予定のスロープスタイルでは「次は(メダルの)色を変えたい」と意欲的だった。

4年前の北京大会は代表選考レース中に鎖骨を骨折するなどし、あと1歩のところで出場を逃した。

悔しさをバネに変え、その後は国際大会で表彰台に上がり続けるなど存在感を増した。昨年3月の世界選手権では決勝の試技中に激しく転倒し、顔面から血を流すアクシデント。それでも、3本目には渾身(こんしん)の演技を見せ、世界王座をつかんだ。

初の五輪舞台に23歳は「自分にとってとても大きな舞台ですが、いつも通り自分の滑りができればと思います」と話していた。夢見たイタリアの大空で実力は示せた。

◆木俣椋真(きまた・りょうま)2002年(平14)7月24日、愛知県生まれ。愛知・享栄高出身。元々はハーフパイプに取り組みながら、中学3年で本格転向。感情を表に出すタイプではなく、両親から「もっと喜びなさい」と指摘されたことも。我慢強さが長所の1つで、肋骨(ろっこつ)が2本折れた状態で大会に出場して勝ったこともある。特技は六面立体パズル。170センチ。