「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座) 阪神・森下翔太外野手(25)がシート打撃の1打席目で痛烈な右前打を放った。WBC…

 「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)

 阪神・森下翔太外野手(25)がシート打撃の1打席目で痛烈な右前打を放った。WBC日本代表に選出され、例年よりも調整を前倒しする主砲が順調な仕上がりを結果で示した。

 森下が“今年初打席”でさすがの打棒を見せた。岩貞から放った打球はあっという間に一、二塁間を破った。「楽しかったです」。打席を楽しむ余裕すら見せ、プロ4年目にして、すでに主砲の貫禄が漂う。

 4日のシート打撃に続いて、WBCでの起用が予想される中堅の守備にも就いた。中川が打ち上げた打球に「オッケー!」と大きな声を出し、危なげなく処理。今後の中堅での守備機会については「いや、分かんないです」としたが、本番に備えて着々と準備を進めている。

 WBCに向けて急ピッチで仕上げている今季の森下は明らかな進化を遂げている。キャンプ初日のフリー打撃では41スイングで10本の柵越えを記録。フルスイングから放たれた放物線は悠々とフェンスオーバー。宜野座に拍手を10度も起こした。そして、初の実戦となったシート打撃でも結果を残した。それでも、やりたい打撃ができたか問われ「いや、それはないです」ときっぱり。WBC、ペナントレース、日本シリーズ…長く険しい戦いに向けて、若き主砲はより高みを目指す。