「日本ハム紅白戦、白組4-2紅組」(7日、エナジックスタジアム名護) 今季初の実戦で、進化した姿をまざまざと見せつけた…

 「日本ハム紅白戦、白組4-2紅組」(7日、エナジックスタジアム名護)

 今季初の実戦で、進化した姿をまざまざと見せつけた。紅白戦に白組の「1番・左翼」で出場した日本ハム・水谷瞬外野手(24)が、“チーム1号”を含む2打席連発。「現段階での花丸はつけられたんじゃないかな」と、納得の笑みを浮かべた。

 まずは初回先頭で孫易磊が投じたチェンジアップを高々と左越えに運ぶ先頭打者アーチ。海辺の強風に乗った一打には「風です」と苦笑したが、2打席目で“本物”の一発を打ち直した。松本のカットボールを捉え、今度は中堅右にズドン。「狙い球に対してのアプローチ、打球方向、全て完璧だった」と自画自賛する当たりに、ベンチ前でおなじみの“パイナポーパフォーマンス”も飛び出した。

 今オフは肉体改造に注力。昨季に比べ、筋肉量が7キロも増えた。しっかりとした土台を作ったことで、スイングスピードもアップ。取り組みの成果をいきなり豪快弾という形で披露した。横尾打撃コーチも「初めての実戦で素晴らしい対応をしていた」と舌を巻いた。

 前日にキャンプを訪問したOBの中田翔氏には、シーズン30本塁打の力が十分にあると名前を挙げられた。トリプルスリーを達成するような選手を理想に掲げる水谷は「30発も目標の一つ」に掲げた。新庄監督も今季のキーに挙げる1番打者。一発もある“最恐”のリードオフマン候補が、まずは最高のスタートを切った。