<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇男子ビッグエア決勝◇7日◇リビーニョ・スノーパーク1月の冬季ス…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スノーボード>◇男子ビッグエア決勝◇7日◇リビーニョ・スノーパーク

1月の冬季スポーツ世界最高峰Xゲームで3位入賞の木村葵来(きら、21=ムラサキスポーツ)が、初出場の大舞台で逆転の金メダルを獲得した。

合計179・50点で、171・50点で銀メダルの木俣椋真(23)と合わせて、日本男子の同種目メダルは初の快挙。

今大会の日本勢では、ジャンプ女子の丸山希がメダル1号の銅メダルを獲得した直後、木村の金メダル第1号が決まった。12人が出場したこの日の決勝は、木村が1回目で高難度の1980(5回転半)を決めて1位に立ったが、2回目は着地に失敗して4位に後退。最後の3回目で異なる方向の1980を成功させ、トップだった木俣を追い抜いた。最終盤で勝負強さを発揮した。木村は「2本目はうまくかみ合わなくて、着地できなかったが(3本目は)そこを修正できた。(金メダルは)とても重たい」と最高の笑顔。次は16日のスロープスタイルに出場予定で「もちろん金メダルを目指してやるが、自分のやれることをやれればいい」と自然体だ。

中京大3年の木村は、2023年1月のW杯デビュー戦でいきなり、3位入賞。翌シーズンからW杯に本格参戦し、ビッグエアで2勝を挙げて年間優勝も果たした。故障や不調にも苦しむこともあったが、中京大を休学して競技に専念。トレーニング方法を一から見直すなど己を磨いてきた。

◆木村葵来(きむら・きら)2004年(平16)6月30日、岡山県生まれ。岡山・倉敷翠松高出身。14年ソチ五輪を見て本格的に競技を開始。2022-23年シーズンにW杯デビューして着実に力をつけた成長株。元体操選手の父がガンダム好きで登場キャラクターが名前の由来。強靱(きょうじん)な体で安定して技を決めることから「フィジカルモンスター」と呼ばれる。166センチ。