フリースタイルスキー女子スロープスタイルの近藤心音(22=オリエンタルバイオ)は無念の棄権となった。前回北京五輪は公式練…

フリースタイルスキー女子スロープスタイルの近藤心音(22=オリエンタルバイオ)は無念の棄権となった。前回北京五輪は公式練習で右膝を負傷して、右膝の前十字靱帯(じんたい)と半月板の損傷と診断されて夢の舞台の目前で欠場。今回は5日の練習中に左膝の前十字靱帯(じんたい)と内側副靱帯の損傷などを負い、直前まで出場の可能性を模索したが、最後は決断を下した。

「本来であれば、まず歩くことも不可能であったはず」。左膝はそれほどの状態だったが、現実を直視しつつ、最後まであきらめなかった。「昨日も公式トレーニングと今日の予選も出るつもりでトレーニングに最後まで取り組むことができて私としては、北京と同じではないと断言できる。すぐ事実を受け入れて次に取り組むことができた心の強さもそうですし、今、膝の内部で起こったことを理解した上で最後までこの場にいたいという気持ちが消えなかった」と胸を張った。

2大会連続での残酷な負傷にも中継のインタビューなどに気丈に取材対応した。その姿に「8年分の努力と思いを思うと、本当に誰も彼女のはち切れそうな思いを知る由もない」「あなたの挑戦は無駄じゃない」「インタビュー見て泣いてしまった」「また必ず戻ってきてほしい」など共感やエールが込められた思いがSNS上もあふれていた。