6日から本格開幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)で、ノロウイルスの感染拡大が心配されている。 発端は5日…

 6日から本格開幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)で、ノロウイルスの感染拡大が心配されている。

 発端は5日に予定されていた女子アイスホッケー1次リーグ、フィンランド―カナダ戦だ。

 フィンランド代表チーム内で複数の選手の感染が発覚し、試合が12日に延期された。

 6日の練習後に報道陣に状況を説明したフィンランドのキンモ・オイカリネン・ゼネラルマネジャー(GM)は、感染した選手は大会のプロトコル(手順)に従って隔離されたと説明した。

 6日夜時点では「9人が隔離中でプレーできるのは14人」とし、7日の米国戦は予定通り出場を明言した。

 ノロウイルスへの感染は、スイスのアイスホッケー女子代表1人でも確認されている。

 7日にあった大会組織委員会のブリーフィングでは、ノロウイルスの集団感染への懸念を指摘する質問が相次いだ。

 国際オリンピック委員会(IOC)のクリストフ・デュビ五輪統括部長は、フィンランドとスイスの選手の感染に関連性はないと話した。根拠は、選手村の医療チームからの報告だという。

 そして、報道陣にこう呼びかけた。

 「みなさんにお願いです。事態をあおるようなことは避けてください」と語った。(ミラノ=遠田寛生)