【ベルギーリーグ】ウェステルロー0-4シント=トロイデン(日本時間2月7日/ヘット・カイピー)【映像】ギリギリ過ぎる動き…

後藤啓介

【ベルギーリーグ】ウェステルロー0-4シント=トロイデン(日本時間2月7日/ヘット・カイピー)

【映像】ギリギリ過ぎる動き出し

 日本人FWが、エースの仕事をやってのけた。シント=トロイデンのFW後藤啓介が、試合終盤にダメ押し弾。オフサイドによる“幻のゴール”と思われたが、VARの結果ゴールが認められ、これで今季9点目。20歳、191cmの大型ストライカーが大きな結果を示した。

 日本時間2月7日、ベルギーリーグの第24節が行われ、シント=トロイデンはアウェイでウェステルローと対戦。後藤をはじめ、日本代表DFの谷口彰悟、畑大雅、山本理仁、伊藤涼太郎の5人のフィールドプレーヤーに加え、GK小久保玲央ブライアンの6人が先発のピッチに立った。

 この試合は、まさに“日本人祭”だった。まずは10分、現地時間2月6日、この日が28歳の誕生日となった伊藤涼太郎が左CKからクロスを送り込むと、ニアの谷口が頭で逸らしたボールをファーでフリーの山本が蹴り込み、先制に成功した。

後藤啓介

 31分、またも左CKからニアの谷口が頭で逸らしたボールを中央のアブドゥライェ・シッサコが決めて追加点。さらに42分、後藤が相手GKへのバックパスに際して猛烈にプレスを仕掛けたことによりミスを誘発。縦に出そうとしたボールが後藤に引っかかり、背番号42が右に流して、そこに詰めた山本が決めて、前半のうちに3―0と勝負を決定づけた。

 ここまで、山本が1得点、谷口が2アシスト(公式記録では山本の先制点の場面にアシストはついていないため1アシスト)、後藤が1アシスト、さらには伊藤がCKからの2得点に関与と、日本人選手が圧巻の仕事ぶり。そして、最後にトドメを刺したのが後藤だった。

 82分、途中出場の松澤海斗が右サイドでイリアス・セバウィに預けると、背番号10がDFの背後に届ける華麗なスルーパス。これに後藤が抜け出しGKのサイドを抜く左足シュートを突き刺した。当初、審判はオフサイドの判定でノーゴールとなったものの、VARのチェックが入り、判定が覆ってゴールのジャッジ。その瞬間、敵地に詰めかけたサポーターも歓喜のガッツポーズと歓声を上げ、日本人FWの今季9点目に酔いしれていた。

 SNSのファンたちも「最高」「本当に芸術的」「動き出し、ほんとに見事」「まるでレヴァンドフスキ」「ワールドカップメンバー入り、あり得るのかも」「現時点でベルギーリーグ得点王か」と盛り上がった。

 後藤はこの試合で86分までプレー。ベルギーメディア「WALFOOT」では、後藤に対して「8.4」の高評価をつけ、2得点を挙げた山本の「9.3」に次ぐ数字となった。チームはそのまま4―0で大勝を収め、日本人選手が全ゴールに絡む圧巻のゲームとなった。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)