なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回は、フィギュアスケー…

なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回は、フィギュアスケートの採点方法について解説します。

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フィギュアスケートの得点は、技術点+演技構成点-減点で算出される。

技術点とは、プログラムを構成する要素に対する評価。定められた基礎点を基に、出来栄え点(GOE)が±5点の範囲内で加点、減点されて得点が決まる。各審判員の採点した出来栄え点のうち、最高点と最低点を除いた平均点が加点、もしくは減点される。

プログラムの中に入れられる要素は定められており、たとえば、男子シングルのショートプログラム(SP)では、(1)ダブルアクセル(2回転半)もしくはトリプルアクセル(3回転半)のいずれか(2)3回転ジャンプもしくは4回転ジャンプ(3)連続ジャンプ、の3本のジャンプを組み込む必要があり、加えて、定められたスピンとステップシークエンスをこなす必要がある。投入する技は、定められた範囲内で自由に選ぶことができる。

次の演技構成点は、スケーティング技術や表現力、構成力に対する評価。各審判員が10点満点で評価し、そのうちの最高点と最低点を除いた平均値が得点となる。「コンポジション」「プレゼンテーション」「スケーティングスキル」の3項目の規定の係数に、採点された得点をかけたものが演技構成点となる。

減点対象となるものは、転倒や演技時間の過不足、衣装の落下など。

これらを加算したものが得点となり、SPとフリー(アイスダンスはリズムダンス(RD)とフリーダンス(FD))の合計点で争われる。