サッカーの明治安田Jリーグ百年構想リーグが6日、幕を開ける。「秋春制」へのシーズン移行を前に、6月まで開催される特別大…

 サッカーの明治安田Jリーグ百年構想リーグが6日、幕を開ける。「秋春制」へのシーズン移行を前に、6月まで開催される特別大会。6~7月にアメリカ、カナダ、メキシコで共催されるワールドカップ(W杯)出場をめざすJリーガーにとっては、貴重なアピールの場となる。

■W杯代表、増える海外組

 日本人選手が欧州のリーグでプレーするのが当たり前になった今、W杯に出場できるJリーガーは少なくなっている。

 日本代表が初めてW杯に出場した1998年のフランス大会は登録メンバー22人全員がJリーグでプレーしていた。自国開催だった2002年の日韓大会も、欧州のクラブに所属していた選手はMF中田英寿(パルマ)ら23人中4人にとどまっていた。

 海外組が国内組を初めて上回ったのは、14年のブラジル大会だ。FWの本田圭佑(ACミラン)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)ら欧州の名門クラブでプレーする選手がチームの中心となった。22年のカタール大会は登録メンバーが26人に増えた中で、海外組が19人。国内組は過去最少の7人だった。

 その後も欧州でのプレーを選択する選手は増えている。昨年11月の日本代表の活動で招集された国内組は3人だけ。その1人だった安藤智哉も、1月に福岡からドイツ1部のザンクトパウリへ移籍した。

 所属リーグのレベルを選考の材料にする日本代表の森保一監督は、国内組の選手が代表に入る条件として「突出した結果と突出した存在感を発揮すること」と語る。今回は何人がW杯の代表に生き残れるか。JリーグからW杯を狙うなら、海外組をも上回る世界基準のプレーを、国内で継続して見せつける必要がある。(岩佐友)

■百年構想リーグとは

 Jリーグ百年構想リーグ J1の20クラブが参加する大会とJ2、J3の計40クラブが参加する大会に分かれる。昇降格はない。J1は東西10クラブずつに分かれた地域リーグラウンドで、各チームが18試合ずつ行う。引き分けや延長戦はなく、PK戦で決着をつける。その後のプレーオフラウンドでは、東西の同じ順位同士がホーム・アンド・アウェー方式で戦い、最終順位を決める。優勝したクラブはアジア・チャンピオンズリーグ・エリートの出場権を得る。