ホッケー会場は突貫工事だったようだが、無事に試合は行われ、会場は熱気に包まれた(C)Getty Images ミラノ・コ…

ホッケー会場は突貫工事だったようだが、無事に試合は行われ、会場は熱気に包まれた(C)Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪は現地時間2月6日の開会式に先立って一部競技がスタート。5日からはアイスホッケー女子の公式戦が行われている。かねてより、各会場で準備の遅れが問題視されてきた中で、1次リーグのイタリア対フランスが行われた、ミラノ・サンタジュリア・アイスホッケーアリーナの様子が海外メディアを通して報じられている。
【写真】氷上と雪上のヒロインたち 冬季五輪で輝く女性アスリートを一挙紹介!
英『BBC』によると、同会場でも開催日直前まで設営作業が行われていたという。「試合前の土曜日、私たちが訪れた際には、会場の内外は建設資材と埃にまみれた、慌ただしい工事現場そのものだった。床にはゴミが散乱し、エレベーターやトイレはビニールで覆われ、ホスピタリティ用のボックスや飲食ブースを含む多くのエリアが未完成のままだった」などと説明。
その上で同メディアは、「初戦当日の朝、フェイスオフ(試合開始)のおよそ3時間前に再び訪れると、場内外のコンコースから瓦礫や建設資材の山は消えていた」と綴っている。続けて、「ただし、すべての設備が完全に整っていたわけではない。グッズ売り場はまだ設営中で、掲示されるはずのポスターも貼られていなかった。これは開幕戦のわずか3時間あまり前の状況だった」と振り返る。
開催日を迎えても、会場の一部が整えられていなかったと指摘するとともに、「スタンド内は非常に埃っぽく、汚れていた。全体として、急いで完成させた新築建物特有の、仕上げの甘さを感じさせる雰囲気が漂っていた」とアリーナ内部の環境を評している。
だが、会場内各設備の殆どがここ数日間で営業可能な状態にまで整備されていたと説いており、加えて、「試合が始まると、雰囲気に文句をつける余地はなかった。木曜の午後にもかかわらず、空席はわずかで、北米で人気のスポーツではおなじみのエレクトリックオルガンの音楽が生演奏で流れ、会場は熱気に包まれた」とレポート。
試合は4-1で開催国イタリアが勝利。同メディアは、この会場での初日の総括として、「完璧とは言えなかったが、オリンピックのアイスホッケーを開催する準備は整っていた。ここ数か月の間、その実現自体が危ぶまれていたことを思えば、大きな前進だ」と評価。事前準備には苦言を呈しながらも、及第点を与えている。
また、今回の記事では、「アリーナ周辺は今なお完全な工事現場である」などの記述も見られる。各会場、取り巻く環境への不安は現在も拭えないものの、4年に1度の冬の祭典はいよいよ本格的に幕を開けようとしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「銀メダル以上」を掲げる最後の五輪 自然体の坂本花織に韓国注目 世界3連覇は「キム・ヨナも成し得なかった」【冬季五輪】
【関連記事】「もっと食べた方がいい」近影公開のザギトワに心配の声殺到 一層のスリム化「今まで見た中で一番細い腕」「ちょっと心配」
【関連記事】「これはもう思いっきりビッシャビシャに…」五輪解説の高木菜那さん、現地ホテルに“唖然”「オリンピックらしい難題ですね」