J1清水は8日、J1百年構想リーグ初戦で名古屋と敵地対決に臨む。今季から初めて主将を務めるMF宇野禅斗(22)が6日、…

 J1清水は8日、J1百年構想リーグ初戦で名古屋と敵地対決に臨む。今季から初めて主将を務めるMF宇野禅斗(22)が6日、三保グラウンドでの一部非公開練習後に取材に応じた。新生エスパルスの先頭に立ち、開幕白星をつかみ取る決意を口にした。

 昨季、初めて開幕戦のピッチに立った若武者は、今季さらに成長した姿でチームを率いる。清水は神戸でリーグ2連覇を成し遂げた吉田孝行監督、名古屋もミハイロ・ペトロヴィッチ監督を迎え、注目の“新監督対決”。宇野は「新しくなったエスパルスとして敵地に乗り込める。アウェーでも多くのサポーターが来てくれる。その皆さんと喜びを分かち合えるよう、しっかり準備したい」と静かに闘志を燃やした。

 警戒するのは、相手の名将の戦術だ。「『ミシャ式』という言葉があるくらい浸透している戦術。ただ、名古屋の本質は変わらない部分もあると思う」。ハイプレスと強度の高いプレッシャーをどうかいくぐるかが勝負のカギになると分析していた。

 2日に行われた開幕トークイベントでは、昨季の東アジアE―1選手権で共闘した名古屋MF稲垣祥とも再会。「久しぶりに会えてうれしかった。ミシャさんになってサッカーが変わっていると言っていました。お互いに違う姿を表現できるんじゃないかな」と笑顔を見せる。

 ポジションはボランチからインサイドハーフになる可能性もあるが、「僕がボールを刈り取るところは変わらない。そこを出さなければ、自分が出ている価値はない」と話す。昨季は負傷に苦しみ、リーグ得点はゼロに終わったが、「全ての試合で得点に絡みたい」と意気込む。初主将・宇野が攻守両面で清水を引っ張る。(伊藤 明日香)