プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の村田昴(29=帝拳)が3度目防衛戦に臨む。7日、東京・…

プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の村田昴(29=帝拳)が3度目防衛戦に臨む。

7日、東京・後楽園ホールで同級11位ガブリエル・サンティシマ(21=フィリピン)の挑戦を受ける。6日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、55・0キロでパスしたサンティシマに対し、リミット55・3キロでクリアし「進化した姿をみせたい」と言葉に力を込めた。

昨年5月、元IBF世界同級王者小国以載(角海老宝石)を6回TKO撃破して以来のリング。試合間隔は空いたものの、同7月には4団体統一同級王者井上尚弥(大橋)とのスパーリングで刺激を受け、同10月には、24年12月に結婚した幼なじみの七海夫人との間に愛娘の麗羽(うるは)ちゃんが誕生。最終調整に集中するため、実家の和歌山に残してきた家族が上京し、応援に駆けつける。村田は「負けることができないの変わらないが、守るものができた分、気合を入れてしっかりと頑張らないといけない」と口にした。

現在、世界ランキングではWBAとWBCで7位、IBF14位、WBO10位と4団体すべてに名を連ねている。井上が今夏以降に王座返上する可能性もあるため、村田は「世界に向けて今年は大事な年。その最初の試合なのでしっかりと勝ちたい。取り残されないようにやっていきたい」と意欲をみせた。

今月3日には日大ボクシング部時代の同期で、昨年8月にリング事故のために死去した神足茂利さんの追悼引退式が東京・後楽園ホールで行われた。試合直前の感染症対策などもあって会場には駆けつけられなかったが「すごく行きたかったが、シゲ(神足さん)がいたら『試合に集中しろ』と言うと思うので。(防衛戦も)力を入れすぎず自分らしくやっていこうと思う」と静かに燃えていた。