昨年は中日ドラゴンズから3位指名を受けた篠﨑 国忠投手(修徳出身)をはじめ5名がNPBの世界に進んだ四国アイランドリーグ…

昨年は中日ドラゴンズから3位指名を受けた篠﨑 国忠投手(修徳出身)をはじめ5名がNPBの世界に進んだ四国アイランドリーグplus所属の徳島インディゴソックス。14年連続ドラフト指名達成を目指し、2月2日に徳島県徳島市のむつみスタジアムで、2026年シーズン初の全体練習を行った。

 例年通り午前中はチーム・コーポレートコンセプトを真に統一するミーティングを行い、13時からいよいよグラウンド上に降り立った選手40名(うち新加入選手23名)は、一様に笑顔の中にも、野球人生を賭けた一年のスタートに引き締まった表情。

 今季で徳島インディゴソックス指揮官就任5年目を迎える岡本 哲司監督が「今年一年、全員の力で勝ち上がっていきましょう」とあいさつした後、今季から帝京時代以来のキャプテンに就任した加田 拓哉(桐蔭横浜大卒・2年目)から「今日から始まるので、四国で優勝できるように頑張っていきましょう」の訓示を合図に始まったトレーニングでは、NPBスカウトも視察に訪れる中、投内連携やシートノックに続き早くも投手陣の多くがブルペン入りした。

 中でも入団2年目・23歳の最速153キロ右腕・権田 翼(大垣日大~日本大~ハナマウイ)は今季160キロを出してNPB入りを見据える過程として、「オフの間に筋肉量増加とショートアーム気味にするなど腕の通りについて取り組んできた」成果を発揮。「シュート回転とスライドボールを握りを変えて投げ分けている」彼独特のフォーシームで、この時期にして148キロを常時叩き出す好調ぶりを示した。

 一方、打撃陣も昨年NPB球団から調査書を得た2年目左スラッガーの楠田 喬脩(平塚学園~国士舘大) が豪快な柵越え弾を放ち、高卒2年目の藤原 佑(大社)も爆発的な脚力を活かすため5ヶ月前から取り組んでいる左打席でフリーバッティングに取り組むなど、各人が個々の特長を出し切るアプローチに心掛けていた。

 そんな徳島インディゴソックスをけん引するのがキャプテンの加田。昨年は複数球団から調査書が届くも指名を逃した右大砲は「昨年は悔しい想いをしたので、今年は四国での頂点と独立リーグ日本一を奪還したい。そのために昨年は投手と野手のコミュニケーションに問題があったので、そこを引っ張れるようにしたい」とまずはチームリーダーとしての役割を理解した上で個人の目標をこう掲げた。

「成績としてはホームラン20本以上とOPS1.000以上。そしてずっとクリーンアップを宇打てるように守備と打率を上げ、逆に三振率を下げてていきたい。そのためにこのオフは構え方も変えましたし、試合もそうですが、スカウトさんが見ている打撃練習の部分からコンタクト率を上げないといけないと思っています」

 常に自分が周囲から見られていることを強く意識し、あらゆる側面から自らの課題特長を考え手法を考案し、全てを注ぎ込んでチームに還元する。

 この日、夢の実現を成し遂げる最も大切なサイクルを改めて刻み込んだ徳島インディゴソックスの40選手はこの後、14年連続ドラフト指名へ最初のアピール機会となる2月18日(火)・埼玉西武ライオンズ(ファーム)との対戦含む8試合程度の交流戦を経て、3月28日(土)前期開幕となる四国アイランドリーグplus2026年シーズンの3年ぶり総合優勝、全国からリーグ代表が参加するようになった2022年以降はファイナリストにも届いていない7年ぶり独立リーグ日本一、そして昨年の支配下1名、育成指名4名を最低ラインに2024年の支配下3名、育成指名2名を超えるドラフトでの歓喜を狙っていく。