なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回は「冬季五輪っていつ…

なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回は「冬季五輪っていつから始まったの?」という疑問に答えます。

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冬季五輪は、1924年にアルプスの最高峰モンブランのふもとにあるリゾート地、フランス・シャモニー・モンブランで第1回大会が開催された。

1896年にアテネで始まった近代五輪(夏季)から28年遅れで、当初はフランスが主催。国際オリンピック委員会(IOC)が後援で「国際冬季競技週間」の名称として行われた。1年後の1925年に、IOCが冬季五輪として正式に認めたという歴史がある。

シャモニー大会は1月25日から2月5日の12日間で開催され、フランスや米国、ノルウェーなど16カ国258人が参加。スキー、スケート、アイスホッケー、ボブスレーに加え、非正式競技のカーリング、ミリタリー・パトロール(バイアスロンの前身)計6競技16種目が実施された。

その後は92年までは、夏季五輪と同年に開催されてきたが、94年リレハンメル大会から夏季五輪の中間年に開催するよう変更された。これで、選手団を派遣する国・地域の経済的な負担を軽減、IOCの運営効率化を図り、2年に1度の開催で「オリンピック」への注目度を世界的に高め、商業価値を上げてきた。

これまでの冬季五輪ではスキー、スケート、ボブスレー、カーリングなど7競技を実施してきた。

地域別の開催回数は欧州14度、北米6度、アジア4度。日本は72年札幌と98年長野の2度開催。第25回となるミラノ・コルティナ大会開催のイタリアは2006年トリノ大会以来3度目となる。