NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン1 第7節(交流戦…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第7節(交流戦)
2026年2月7日(土)14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
トヨタヴェルブリッツ vs 横浜キヤノンイーグルス
横浜キヤノンイーグルス(D1 カンファレンスA)
いまだ勝利がない横浜キヤノンイーグルス。武藤ゆらぎ選手は今シーズン初めて10番での出場となる
今季初勝利を目指す横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)にとって、今節は正念場。すぐ上の順位に位置するトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)とのビジターゲームに横浜Eは必勝態勢で臨む。
「スリー、ツー、ワン、GOイーグルス!!」
トヨタV戦を2日後に控えたキヤノンスポーツパークに選手たちの掛け声がこだますると、スタンドからは大きな拍手のうねりが起きた。普段からチームを支えるファンに向けて公開された2月5日のチーム練習。テンポ良くパスがつながってトライに結び付くと、大きな拍手が沸き起こる。こうして選手たちを後押しする応援は、確実にチームの力になっていた。
「いつもは静かな環境で練習していて、良いプレーがあっても、僕らの中で少し盛り上がる程度ですが、今日はトライまでつながったらファンのみなさんの声援で盛り上がっていました。試合に似た雰囲気の中で練習できたことはとても大きかったです」
その言葉の主である武藤にとって、今節はスタンドオフでの今季初先発試合。コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)戦では後半途中にフルバックからスタンドオフにポジションを移し、1トライをマークしたが、ともにフレッシュな状態で対峙する前半は「神戸S戦のように全部が全部ノリノリでいけるわけではない」と覚悟している。
特にトヨタV戦は、大黒柱である田村優がリザーブに回り、チーム内での意思決定は代わりに先発出場する武藤に委ねられるウェイトが大きい。またプレースキッカーとしての役割も担うため、武藤が司るアタックのタクト(指揮)とキック精度が勝敗の行方を左右するに違いない。「ゲームコントロールとキックの精度にはこだわっていく」とは武藤の言葉だ。
重責を担う大卒2年目の10番。日頃の練習から田村の英才教育を受けている武藤にとって、リザーブに稀代の名プレーヤーが控えている状況はとても心強い。
「ベンチには優さんも控えている。良い形でゲームを締めてもらえるように、しっかりとつないでいきたい」
今季初勝利へのバトンは、師弟関係の二人がつなぐ。
(郡司聡)