【ミラノ5日(日本時間6日)=飯岡大暉】スピードスケート女子でメダル候補の吉田雪乃(23=寿広)が、会場のミラノ・スピー…
【ミラノ5日(日本時間6日)=飯岡大暉】スピードスケート女子でメダル候補の吉田雪乃(23=寿広)が、会場のミラノ・スピードスケート競技場で調整した。
ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)開幕まであと1日となり「思ったよりも緊張していない。これがいいのか悪いのか分からないけど」と笑い飛ばした。
4日前の初練習では、滑走時に氷から「ポコポコ」と異音がすると気にしていた。練習を重ねても「よく分からない」として、「初めてのことなので、分かっている方が逆に怖い。開き直って、分からないなりに、自分のペースでいつも通りやっていくだけ」と冷静を貫いた。
練習後の取材では、25年から指導を受ける清水宏保氏(51)からインタビューを受けた。氷の感触を聞かれると「足が戻ってこない感覚がある。見た目がのろい動きになってしまっているのかな」と不安を明かした。
清水氏から「右足は返ってきている。左足を返せば良い」とアドバイスされ、“公開指導”が開始。数回ラリーをしたあとに「すみません、ここで聞いちゃって」と笑顔を見せた。
日本スケート連盟のナショナルチームなどには入らず、盛岡などを拠点に練習を積む。今大会前も、1月にドイツでW杯に臨んだ日本代表とは別行動で、直前まで八戸で調整を進めていた。「普段から見てもらっているコーチが、五輪で近くにいないのは不安だった。清水さんを見た瞬間、ちょっと気がほっとした」と感謝した。
最初のレースは9日(同10日)の1000メートルに臨む。「自分のベストを出し切って、順位を狙っていきたい」と意気込んだ。