「広島春季キャンプ」(5日、日南) 広島・新井貴浩監督(49)が5日、ドラフト2位・斉藤汰直投手(22)=亜大=と育成…

 「広島春季キャンプ」(5日、日南)

 広島・新井貴浩監督(49)が5日、ドラフト2位・斉藤汰直投手(22)=亜大=と育成ドラフト1位・小林結太捕手(21)=城西大=に熱視線を送った。初々しくも、堂々としたルーキーの猛アピールを高評価。新戦力の台頭に期待を寄せた。

 斉藤汰は今キャンプ2度目のブルペン入りで熱投。「100球以上投げる気持ちで入った」と気合十分の表情でマウンドに上がると、汗をにじませながら132球を投じた。捕手の後ろから投球を見つめた指揮官は「初日より全然良かった」と目を細め、「全部のボールに力があるなと感じた」と右腕のポテンシャルに太鼓判を押した。

 小林はバットで強烈な存在感を放った。全体練習後の重点練習で2台のマシンを相手に1時間以上もフルスイングを貫き、計25本の柵越えをマーク。身長177センチと決して大柄ではないが「打撃が一番自信がある。練習では誰よりも本塁打を打ちたいので強く振っています」と左打席でのスイングは迫力十分。新井監督は「まだまだこれから」と前置きしつつ、「ボールを遠くに飛ばせるっていうのは、いいものを持っている」と非凡なパンチ力に期待を込めた。

 次クールの10、11日には紅白戦を予定している。定位置争いを「横一線」とする指揮官。目の前で繰り広げられるアピール合戦を、厳しい目で見極めていく。

 ◇斉藤 汰直(さいとう・たいち)2003年12月7日生まれ、兵庫県出身。22歳。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。武庫荘総合-亜大を経て、25年度ドラフト2位で広島入り。角度のある速球と切れのあるフォークボールやカットボールで三振を積み重ねる。

 ◇小林 結太(こばやし・ゆうた)2004年2月15日生まれ、岡山県出身。21歳。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。関西-城西大を経て25年度育成ドラフト1位で広島入り。