侍ジャパンの阪神佐藤輝明内野手(26)が、初出場となる3月のWBCへの心境を語った。昨季セ・リーグで40本塁打、102打…
侍ジャパンの阪神佐藤輝明内野手(26)が、初出場となる3月のWBCへの心境を語った。昨季セ・リーグで40本塁打、102打点で2冠とMVPに輝いた虎の大砲は代表戦初アーチに意欲。09年の第2回大会決勝戦で劇的決勝打を放ったイチロー氏(52=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)のような記憶に残る活躍を誓った。阪神の顔として日の丸を背負う覚悟は十分。並々ならぬ思いでWBC連覇に貢献する。
◇ ◇ ◇
-WBCが近づいてきた
「しっかり準備をしようと思ってやっています」
-正式に代表入りを聞いた時の心境は
「本当にうれしかったですし、頑張りたいなっていう思いはそこで生まれましたね」
-大舞台で選ばれた
「初めてですし、小さい頃から見ていた舞台。すごく憧れはあって、いつか出られたらなっていう思いはあった。うれしいです」
-過去の大会で印象に残っているシーンは
「2回目に優勝した時のイチローさんのタイムリーは見ていた。子どもながらにかっこいいなと思いながら見てましたけどね」
-06年の第1回大会も記憶にあるのか
「そうですね。もちろん記憶にありますけど、一番記憶にあるのはやっぱり2回目の優勝ですかね」
-当時はすでに野球をやっていたのか
「やってましたよ。いつやろ、2009年だから10歳? 10歳だから(小学校)3~4年生くらいです」
-イチロー氏のタイムリーの翌日はバットを持った
「まねとかしてましたよ」
-今度は自分が子どもたちの憧れの存在に
「もちろん。見てもらえればなと思います」
-対戦してみたい選手は
「ここまできたら誰でもいいでしょう。アメリカや他の国も毎年だんだん強くなっているというか、メンバーがすごい。文字通り過去最強の相手。対戦できればっていう思いと、自分が出ることができたら打ちたい思いはあります」
-昨季セ・リーグでMVPをとって挑む世界大会
「本当に打つしかないんじゃないですか。その思いだけです」
-井端監督は長打力を期待していた
「自分の長所はそこだと思っているので発揮できればなと思っています」
-飛距離は昔から自信があった
「野球はホームランというものに面白みを感じてずっとやっていた。今もそれは変わってないです」
-昔からホームランに憧れていた
「やっぱり一番いいバッティングだと思うし、周りも喜んでくれるっていうのが大きいですかね」
-野球を仕事にした今も変わらない
「やっぱり一番盛りあがるし。よくないですか?」
-侍ジャパンではまだ本塁打が出ていない
「打てたらいいなと思います」
-WBCに向けて取り組んだことは
「バッティングだったらやっぱりタイミングの取り方とか。ちょっと変わってくるので、そういうものに対応できるようにっていうのはやっていました」
-球速に対して
「スピードもそうですし、投げ方やタイミングの取り方っていうとこですかね」
-チームメートには大谷翔平投手もいる
「生で見て、感じたことを聞くチャンスがあれば聞いてみたいと思います」
-岡本や村上とのポジション争いもある
「自分のものをしっかり出して、最後は監督が決めることなので。チャンスがあれば自分の持っているプレーをしっかり出したい」
-WBCでの目標は
「もちろん優勝はみんなの目標でもある。自分もしっかり与えられた役割を全うできたらなと思います」
◆09年の第2回WBC決勝戦ハイライト 宿敵韓国に勝利して連覇を達成。3-3で迎えた延長10回表2死二、三塁でマリナーズ・イチロー外野手が中前へ勝ち越しの2点適時打を放った。決勝戦までは通算38打数8安打、打率2割1分1厘と不調だったが、頂上決戦では4安打をマーク。試合後は「個人的には想像以上の苦しみ、つらさ、痛みを経験した。谷しかなかった。最後に山に登れてよかった。日本のすべての人に感謝したいですね」と語った。
◆佐藤の沖縄春季キャンプ第1クール 初日の2月1日はフリー打撃で46スイング中、3連発を含む8本の柵越え。昨オフまで口上に蓄えていたひげは「ばあちゃんに『そった方がかっこいい』って言われたので」という理由でそった。3日目は近大の先輩でもある糸井SAから「世界で暴れてほしい」とエールを受け「本当に頑張って、喜んでもらいたいっすね」と活躍を約束。4日目のクール最終日は、侍ジャパンで守備に就く可能性がある右翼で打球捕を行い「しっかりいい感覚をつかむために」と話した。