【ミラノ(イタリア)5日=富張萌黄】6日(日本時間7日未明)の開会式に先立ち、スピードスケートの公式練習が本番会場で行…
【ミラノ(イタリア)5日=富張萌黄】6日(日本時間7日未明)の開会式に先立ち、スピードスケートの公式練習が本番会場で行われた。初出場の吉田雪乃(寿広)は、前日のタイムトライアルで課題となった体の動きを重点的に確認。トライアルでは第2カーブの出口手前で流したこともあり、タイムは42秒34。「時差(ボケ)もあって、あのタイムしか出ないのは自分にとっては悪くはない」と納得はしている。スタートでのやり直しも本番に向けては好材料となった。
普段、指導を受ける及川佑コーチや、清水宏保コーチは今大会期間中、氷上に上がることができない。スタッフメンバーに登録されている及川氏とは、選手村での夕食時に会うことができ、スタンドから撮影した映像を見ている。「生でいるのとは全然違って見えてしまう。そこが自分にとっては不安」と現在の心境を明かした。
清水氏はこの日、解説を務めるテレビ局の取材で、リンクを来訪。ミックスゾーンで顔を合わせ「安心しました」と雪乃スマイルがはじけた。取材中だったが、即席でコーチングも行われ、真剣な表情で耳を傾けていた。トライアルでは「足が戻ってこないような感覚」だったといい、のろい動きになったと明かした。「右足は返ってきているので、左足だけ返せばいいと思う」と助言を受けた。
初の五輪でメダル獲得が期待される23歳。9日の女子1000メートルが初陣となり、「自分の出せるベストを出し切って、(上の)順位を狙いたい」と4日後の本番へ備えた。