今春の選抜大会に出場する神戸国際大付が5日、兵庫県淡路市の佐野運動公園屋内練習場で練習を行った。4枚看板の秋田依吹投手…

 今春の選抜大会に出場する神戸国際大付が5日、兵庫県淡路市の佐野運動公園屋内練習場で練習を行った。4枚看板の秋田依吹投手(2年)、宮田卓亜投手(2年)、豊岡速伍投手(2年)、橋本大智投手(2年)がそろってブルペン入り。秋田、宮田、豊岡はけがから復帰し、今月ブルペン登板を再開させた。

 新チームになってからエースナンバーを背負っている秋田は、「20球超えてきたぐらいから感覚が戻ってきていい感じで投げられていました」とこの日のブルペンを振り返った。センバツに向けてフォームと直球の改善に取り組んでいる。

 今は最速137キロだが、「センバツで140キロを出したい」と目標を掲げた。昨年秋の県大会では4試合に登板し、自責点0。「県大会の時みたいに点を取られないピッチャーをずっと目指してやってきたので。一人で投げ抜くぐらいの気持ちで圧倒していきたい」とも力を込めた。

 宮田も状態は上々だ。「結構いい感じです。リリースの時とかしっかり指にかかってる感じもして、体も結構動いている」とブルペンで手応えをにじませた。昨年秋の近畿大会準々決勝・橿原学院戦ではノーヒットノーランを達成。「甲子園でもノーヒットノーランしたいです」と力強く意気込んだ。

 豊岡はこの日が今年初めてのブルペン入り。「ここから出力どんどん上げていって万全な状態で選抜を迎えたい」と話した。センバツに向けては直球を磨いている。「きれいな縦回転を意識して、握り自体を秋の大会から変えた」という。1年の時にエースナンバーを背負ったこともある。「取り戻したい気持ちはあります」と思いを明かした。

 主にリリーフを担ってきた橋本は今年初めて捕手を座らせ投球。「低めに強い球が投げられていた」と順調な様子だ。「近畿大会でもマウンドに立ったらガチガチに力が入りまくってしまっていた」と今は脱力を意識している。「攻めていって、三振をいっぱい取りたい」と甲子園の舞台を心待ちにした。

 昨年秋の近畿王者・神戸国際大付は、神宮大会決勝では九州国際大付に1-11で敗れた。日本一のリベンジとなるセンバツだが、青木監督は「なんとか初戦を取りたい」と謙虚に語った。4投手については「秋より良くなってると思う」と期待を込める。センバツに向け再びそろった4枚看板。さらに進化した姿を甲子園で見せる。