世界ボクシング評議会(WBC)の最新世界ランキングで、坪井智也(29=帝拳)がスーパーフライ級1位に浮上した。2021年…

世界ボクシング評議会(WBC)の最新世界ランキングで、坪井智也(29=帝拳)がスーパーフライ級1位に浮上した。2021年世界選手権金メダリストが、プロ3戦目での元世界王者撃破を評価され、一気にトップランカーに名を連ねた。

元世界王者撃破で急浮上した坪井智也

坪井は昨年11月24日、トヨタアリーナ東京で行われた試合で元WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラスを8回TKOで下した。クアドラスは当時WBC同級1位だった実力者。完封勝利で坪井の評価は急上昇した。

2021年世界選手権で日本史上初の金メダルを獲得。アマ時代から世界トップレベルの実力を誇っていた。昨年3月にプロ転向すると、2戦目でWBOアジアパシフィック王座を獲得するなど順調にキャリアを積んできた。WBA同級3位、WBO同級5位にもランクイン。早ければ今年中の世界挑戦も現実味を帯びてきた。

寺地拳四朗ら日本勢の動向

WBC同級2位には寺地拳四朗(34=BMB)がランクインした。寺地は元WBA・WBC世界フライ級統一王者。昨年7月にリカルド・サンドバルに敗れて王座を失ったが、スーパーフライ級に階級を上げて世界再挑戦を目指している。

5位には元WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(30=倉敷守安)が入った。坪井、寺地、ユーリ阿久井の3人がトップ5に顔を揃え、スーパーフライ級における日本勢の層の厚さを示す形となった。

坪井の次戦は未定だが、世界への道筋は着実に見えてきた。世界選手権金メダリストのプロでの快進撃。頂点までの距離は、もう遠くない。