2年ぶり14回目の全国高校サッカー選手権大会出場となった北海高(北海道)は、12月29日に行われた1回戦で大津高(熊本)…

2年ぶり14回目の全国高校サッカー選手権大会出場となった北海高(北海道)は、12月29日に行われた1回戦で大津高(熊本)と対戦。
1-7で敗れ、初戦敗退という結果に終わった。2年ぶりとなった全国の舞台は、1回戦で幕を閉じた。

対戦相手の大津は、プレミアリーグWESTに所属し、今夏のインターハイでも準優勝を果たした全国屈指の強豪。

北海は立ち上がりから全力で仕掛け、前半4分にFKのこぼれ球をDF西垣凌羽(3年)が頭で押し込み、鮮やかに先制点を奪った。
しかし、23分に同点に追いつかれると29分には逆転を許し、一発退場も重なり、10人での戦いを強いられた。
防戦一方となり、5失点を喫した。全国トップレベルの壁の高さを突きつけられる結果となった。

それでも、開始直後から全開で挑んだ姿勢や、数的不利の中でも最後まで走り続けた戦いぶりは多くの人の心に残った。
チームを率いた島谷制勝監督は大会を振り返り、対戦相手や支えてくれた多くの人々への感謝の思いと今後の展望を語っている。

「対戦して頂いた大津高校の皆様、大会運営の方々に感謝申し上げます。そして、学校関係者、保護者の方々、OBの方々に心より御礼申し上げます。多くの方々のおかげで、高校サッカーの憧れの舞台である選手権大会に挑戦する事ができました。「全国で勝つ」というチーム目標の達成は出来ませんでしたが、チーム一丸で強豪校に挑戦する事が出来たと思います。今大会の経験を糧に、新シーズンも北海らしくひた向きに頑張っていきたいと思います。」

強豪相手に臆することなく先制点を奪い、一人少なくなっても最後の笛まで走り切った彼らの姿はまぎれもなく「北海らしい」サッカーだった。
島谷監督が語った「北海らしくひた向きに」という言葉の通り、そのひたむきさは全国の舞台でも揺らぐことはなかった。全国で味わった悔しさは、必ず次の舞台への力に変わる。

写真提供:北海高校サッカー部