きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)は僅か10頭の出走に留まったものの、セレクトセールの高額取引馬や良血馬がズ…

 きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)は僅か10頭の出走に留まったものの、セレクトセールの高額取引馬や良血馬がズラリと揃った。今回は、その中でも注目度の高い3頭を紹介しよう。

 最も話題性があるのはエムズビギン(牡3、栗東・友道康夫厩舎)だろう。キタサンブラック産駒で、半兄のリラエンブレムが25年のシンザン記念の覇者という血統馬。24年のセレクトセール1歳においてセール史上2位、1歳に限ると史上最高額となる5億9000万円(税抜)で落札された。前走の未勝利は2馬身半差の圧勝だったので、相当な将来性を秘めていることは間違いなし。とはいえ、気性の若さを感じさせる内容でもあったので、ここは成長を問われる一戦となりそうだ。

 続いてはメンバー中唯一の重賞勝ち馬となるショウナンガルフ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)だ。デビュー2連勝で札幌2歳Sを制覇。こちらは23年のセレクトセール当歳で2億1000万円(税抜)で落札された。今の京都の時計がかかる馬場はプラスになりそうで、巻き返したいところだ。もう1頭、名牝ホエールキャプチャの産駒となるサトノアイボリー(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)も一発の魅力あり。前走の京都2歳Sは9着だったが、スムーズに先行できれば粘り込みがあっても不思議ない。

 クラシックに弾みをつけるのはどの馬か。真冬の淀の熱戦に要注目だ。