<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇男子公式練習◇5日◇ミラノ・アイススケートアリーナ【ミラノ=松本…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇男子公式練習◇5日◇ミラノ・アイススケートアリーナ
【ミラノ=松本航】男子で22年北京五輪団体、男子銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が、本番会場での初練習に臨んだ。
午前7時35分(日本時間午後3時35分)から35分間の調整。ショートプログラム(SP)曲をかけての通しでは、4回転-3回転の連続トーループ、4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半)を全て降りた。
五輪からフリーで投入予定の4回転フリップも着氷させ「(午前)4時半ぐらいに起きたんですけど、朝はすごく強い。思ったよりも体が動いて良かった。氷の感触もすごくいい。気温もちょうど良くて、本当に心地よい環境で練習できたと思うので、出だしはすごく順調だと思っています」と笑顔を見せた。
1月29日のイタリア入り後は、北部バレーゼで事前合宿を行ってきた。4年前はすでに五輪メダリストだった羽生結弦、宇野昌磨と男子代表3人を構成していたが、今大会は初出場の佐藤駿(エームサービス/明治大)、三浦佳生(オリエンタルバイオ/明治大)との出場となる。4年が経過し「やっぱり無意識でも4年間ですごく立場も変わるし、オリンピックで成し遂げたいことも大きく変わっている。覚悟がかなり強くなった」とキッパリ。今大会を通じて「本当にその全ての力を出し切れるように。『この滑りが鍵山優真なんだぞ』っていうのを、全世界の見ている人に届けられるように。まずはそれが1つの目標」と力強く言い切った。
この日、自らの音楽に乗って滑ることで「オリンピック効果というのか、音楽が乗りうつるみたいな。今日は結構そんな感覚があったので、音楽が聞こえているというより、そこらへんで鳴っているみたいな。結構憑依(ひょうい)できる感覚にあったので、一種のゾーンに入っているみたいな感じでした」と不思議な状態に陥った。日本男子のエースとして臨む、特別な、2度目の五輪が幕を開ける。