◇米国男子◇WMフェニックスオープン 事前(2日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd…

5.2や7.2など種類は豊富

◇米国男子◇WMフェニックスオープン 事前(2日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

PGAツアーは西海岸シリーズの2戦を終えて、今週は少し内陸に入ったアリゾナで試合を行う。フェニックスの練習グリーン脇には、スコッティキャメロンの人気モデル「Phantom」(ファントム)の新作が所狭しと並んでいた。陳列されていたのは、角ばったウィング付きの「5」、ツノ型の「7」、角ばったリングウエート付きの「9」、リングウエートの穴が埋まった「11」など様々な形状のヘッドたち。ネックの形も多彩で、ブラックバージョンもあり、コレクションは非常に多かった。すぐ脇にはロフト&ライ調整の器具も置かれ、ツアーレップがその場で選手のクラブを調整していた。

11ROCというモデルのブラックバージョン

今回のファントムの特徴を、その場にいたツアーレップのドリュー・ペイジ氏に聞いた。「ラインアップが全体的に変わって、各モデルの形状も改良されています。またインサートが新しいスタジオカーボンスチール(SCS)になりました。昨年から我々が展開しているチェーンリンクミーリング技術をフェース全面に施しています。ソフトな打感と良い転がりを生んでくれます」。昨年登場した「スタジオスタイル」パターに搭載されていた金属インサートが、新ファントムにも採用された格好だ。

11より小ぶりな10というツアー用モデル

さらに、その場には今まで見たことのない小さなウィング型で「10」の数字がついたモデルがあった。ドリュー氏は「前作ファントム11に非常によく似ていますが、ウィングがない分、重心がそこまで後ろにきません。ファントム9と前作11の中間という感じですね。構えたときに自然に『T』のラインが見えるように作っているので、アライメントが取りやすいパターだと思います」と話した。

ファントムと言えば、ツアーで活躍する選手が使っているイメージが強い。改めておさらいすると、ジャスティン・トーマスが「5」、キャメロン・ヤングが「9.5R」、「ファーマーズ・インシュランスオープン」で優勝したジャスティン・ローズ(イングランド)も「5」を使用している(いずれも前作モデル)。

新しいファントムを練習ラウンドで使用

新しいファントムに関しては、松山英樹が3日の練習ラウンドで、ブラックバージョンのクランクネック「5.2」を試していた。他にもダグ・ギームトム・ホジーらがテストを始めていて、デービス・ライリーはすでに「9.2R」を試合で使用したという。選手の使用状況、使用感などがさらに入ってきたら、随時アップデートしていきたい。(アリゾナ州スコッツデール/服部謙二郎)