【グレンデール(米アリゾナ州)4日(日本時間5日)=四竈衛】メジャー9年目を迎えるドジャース大谷翔平投手(31)が同地の…
【グレンデール(米アリゾナ州)4日(日本時間5日)=四竈衛】メジャー9年目を迎えるドジャース大谷翔平投手(31)が同地のキャンプ施設で自主トレを行った。1月31日に本拠地ロサンゼルスでのファンイベント「ドジャーフェスト」の参加後、数日前に同地入りし、この日は施設外で待機する報道陣の前に初登場。工夫を凝らした「新メニュー」を披露し、今季への意欲をのぞかせた。
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最高気温28度。カラリと晴れ渡った青空の下、クラブハウスからドジャーブルーの帽子、Tシャツ、短パン姿で登場した大谷は、笑顔いっぱいだった。独特の甲高い笑い声が聞こえる一方、ストレッチを終えると、真剣な表情でメディスンボールなどを使って壁当てを始めた。例年と変わらない、見慣れた光景だった。
その一方で、新たな試みも繰り返した。グラブを手にした肩慣らしでは、左足だけにスパイクを履き、軸足の右足は5本指ソックス姿で、弾力が強めのボールを投げ込んだ。途中、スタッフに依頼して投球フォームの動画を撮影し、入念に確認。傾斜のない、芝生上での「新メニュー」の意図、ボールの種類など詳細は不明だが、少なくともこれまでの屋外トレでは見られなかった取り組みを披露した。
場所をフィールドに移した後のキャッチボールでは快調なテンポで投げ込みつつ、最後は約80メートル以上まで距離を延長。昨季まで登板時のキャッチボールは約50メートルが目安だったが、大幅に距離を伸ばし、体全体を大きく使ってダイナミックに投げ続けた。現時点で3月に行われるWBCでの登板は不透明とはいえ、今オフはすでに3~4回ほどブルペン入り。体調面に不安はないようで、リハビリ過程だった昨季のキャンプ、公式戦期間とは異なる部分もうかがわせた。
練習開始前には、ホーム用の公式ユニホーム姿で登場。MLB関連の撮影に臨み、マウンド上や打席内でそれぞれポーズを決めた。手術した右肘のリハビリを最優先にしながら、打撃、走塁と複雑なメニューを慌ただしくこなした昨季とは異なり、今春は本来のペースでの調整が可能。ド軍のバッテリー組は13日(同14日)にキャンプイン。近日中にも、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(23)が合流する見込みで、今年も大人気、大混雑のキャンプとなりそうだ。