5月9日からイタリア・ローマで開幕の「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/クレーコート)。 土曜日に行なわれた準決勝はアメリカ勢がそれぞれ勝ち上がった。 世界1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と21歳のマディソン・キーズ(アメリ…

 5月9日からイタリア・ローマで開幕の「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/クレーコート)。

 土曜日に行なわれた準決勝はアメリカ勢がそれぞれ勝ち上がった。

 世界1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と21歳のマディソン・キーズ(アメリカ)だ。アメリカ勢同士のクレーコートの大会での決勝での対決は、セレナが姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を決勝で破った2002年の全仏オープン以来のことになる。

 セレナは35位のイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-4 6-1で、キーズはガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を7-6(5) 6-4で破っての決勝進出だ。

 今大会での最後のアメリカ勢の決勝対決は、ビリー・ジーン・キングがジュリー・ヘルドマンを下して優勝した1970年まで遡る。

「きっと素晴らしいものになる」とセレナ。「私はマディソンは偉大なプレーヤーになれる一人だと思っている。彼女にはその潜在能力があるわ。今の彼女はどのサーフェスでもそれを見せている」。

 決勝のアメリカ勢対決が久しぶりというだけではなく、今大会のベスト4に2人のアメリカ勢が勝ち残ったのも、ジェニファー・カプリアティがセレナを破った2004年以来のことだった。

「マディソンは毎回よくなっていっている」とセレナ。「アメリカのテニスの将来にとって、彼女にように若い選手が出て来ていて、それを見られるというのは、若手の選手たちにもいいことだと思う」。

 セレナは2014年のモントリオールの大会の準決勝でビーナスに敗れて以来、アメリカ勢に対しては15連勝中。決勝に限ると、2008年のウィンブルドンでやはりビーナスに敗れたのが最後だ。

「私はビーナスと決勝をプレーするのが大好きなのは確か。なぜなら、お互いのベストが出せていたからこその対戦だから」とセレナ。「ただ、それ以外の相手だと、そうね、こんな答えになるのかしらね。マディソンとスローン(スティーブンス)を始めとしたアメリカのみんなはよくやっていると思う。これは素晴らしいことだと思う。彼女たちを見るのは本当に、本当に素晴らしいことだわ」。

 セレナとキーズは過去3度の対戦で、2度対戦した全豪オープンの準決勝と、昨年の全米オープンの4回戦ではいずれもセレナがストレートで勝っている。

「全豪オープンでの第1セットはすごい接戦だった。それに気づいたことが、私が踏ん張れた理由だった」とキーズは言う。

 34歳のセレナは70度目のツアータイトルがかかった決勝だ。対するキーズは2度目の優勝を目指しての戦いになる。

 セレナの優勝は昨年8月のシンシナティ以来ない。今大会では2002年と2013年、14年に優勝している。

 この日の準決勝でのセレナは、相手のベグより1本多いアンフォーストエラーがあったが、決して苦戦していたわけではなかった。

 キーズはサービング・フォー・マッチの場面で30-15となった時点で降雨のため、5分の中断を乗り越えて、再開後の3ポイント中2ポイントを奪っての勝利だった。

「緊張感を自分でコントロールして、サービスで試合を終わらせられた」とキーズは話している。

 キーズはよりアグレッシブなプレーを見せて29本のウイナーを奪った一方で、ムグルッサは20本だったる

 ムグルッサは第3シード。この日はサービスに苦しんでいて、8度のダブルフォールトをおかしている。(C)AP