サトノダイヤモンド産駒のローベルクランツ(牡3、栗東・小林真也厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)で…

 サトノダイヤモンド産駒のローベルクランツ(牡3、栗東・小林真也厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)で史上4組目の父仔制覇を狙う。

 ローベルクランツは父サトノダイヤモンド、母ブルーメンクローネ、母の父キングカメハメハの血統。父は16年のきさらぎ賞を無傷の3連勝で制覇。これを足掛かりに同年の菊花賞と有馬記念も制した。一方の母はJRAで2勝、地方・名古屋で3勝。祖母のブルーメンブラットは08年のマイルCSを制している。また、叔父のシュトラウスは23年の東京スポーツ杯2歳S、祖母の半兄のジョイフルハートは08年の北海道スプリントCの覇者だ。馬名の意味由来は「月桂冠(独)。勝者に与えられる月桂樹で作られた冠。母名より連想」。(有)キャロットクラブにおいて総額3000万円で募集された。

 ここまで3戦1勝。25年6月のデビュー戦は惜しくも2着だったが、2戦目となった中京芝2000mの未勝利を3馬身差で圧勝。かなりの将来性をアピールした。続く前走の東京スポーツ杯2歳Sは4番人気で8着に終わったが、道中で何度も接触するアクシデントがあり、気持ちが切れてしまったよう。ならばノーカウントとしていいだろう。再度の重賞挑戦は陣営の期待の表れ。それだけに今回は真価を問われることとなる。

 今年で66回目を迎えるきさらぎ賞だが、父仔制覇は3組のみ。ローベルクランツはここで父に一歩近づき、クラシックの有力候補に名乗りを上げることができるか。今後を左右する一戦となることは間違いない。

【きさらぎ賞の父仔制覇】
・81年リードワンダー→88年マイネルフリッセ
・98年スペシャルウィーク→09年リーチザクラウン
・03年ネオユニヴァース→10年ネオヴァンドーム