【WWE】SMACK DOWN(1月30日・日本時間31日/サウジアラビア・リヤド) 【映…
【WWE】SMACK DOWN(1月30日・日本時間31日/サウジアラビア・リヤド)
【映像】覆面レスラー、マスク剥ぎ取られ→すぐそばに“新しい顔”のベタ展開
卑劣なマスク剥ぎで顔を隠す覆面レスラーが追い詰められる中、マットに偶然転がっていたマスクを拾って大逆転。余りにもご都合主義だが、みんなが大好きな勧善懲悪のヒーローショーにファンも「アンパンマンみたいだ」「その発想はなかった」と盛り上がった。
WWE「SmackDown」でアクシオムとジョニー・ガルガノの決着戦。昨年末から続く「盗まれた青マスク」を巡り、正義のマスクマンがリベンジの直接対決に臨み、再びマスク剥ぎの悲劇に見舞われるものの、転がっていた”旧マスク”に救われ勝利を収めた。
去年の12月からこすり続けているジョニー・ガルガノとキャンディス・レラエ夫婦によるアクシオムの覆面泥棒騒動。マスクマンの命といえるマスクを我が子へのプレゼントにしたり、クリスマスツリーのデコレーションにしたりとやりたい放題だったが、今回の試合はその「マスク取り返し」の決着戦。
「SmackDown」GMニック・オールディスも、早々に介入してくるキャンディスを場外追放し、純粋な一対一の環境を整えた。試合はアクシオムのスプリングボード系の技と、ガルガノのカウンター芸が行き来するテクニカルな展開として進行した。
ターニングポイントは終盤。ガルガノが焦りを見せ、アクシオムのマスクを真正面から乱暴に剥ぎ取る。素顔を手で覆う手負いのアクシオムに、会場からも一瞬「ガチ終わり」の空気が生まれる。ファンからも「また取りやがった」「マスクはダメだろう」「またかよ」と非難が上がったが、次の瞬間、リング上のマットに、偶然追い出されたキャンディスの手から離れた青い旧マスクが転がっていた。
ガルガノがマスク剥ぎの「優位」に酔って観客へアピールしている間に、アクシオムは旧マスクを拾い上げて被り直し、振り向いたガルガノの正面に「旧マスク版アクシオム」として仁王立ち。その戸惑いの一瞬を逃さず、必殺のキック”ゴールデン・レシオ”をドンピシャで叩き込んで3カウント。試合後には剥がされた「今のマスク」も取り返し、両方のマスクを手に掲げる大団円となった。
頭が無くなったらスペアがそこにあるというシーンから「アンパンマンか」「あれはおとりだったのか」「その発想はなかった」などの反応が相次ぎ、ABEMAの実況・清野茂樹アナウンサーは「いやー間一髪でした。こんな勝ち方があるんですね」とコメント、解説の「週刊プロレス」井上光記者も「偶然あそこにマスクが無かったら、何もできなかったですからね」とほっと胸を撫で下ろす。
余りにも予定調和が過ぎる逆転勝利だが、このところのWWEではレアなハッピーエンドにファンから「コメディ回」「オチが付いた」「面白かった」など、悪の夫婦をヒーローが最後はお仕置きするWWEでも珍しい清々しいエンディングに肯定的な評価が多い。またマスク一枚を巡り2ヶ月以上引張り続けた因縁対決の突然の最終回に「いったん決着なのかな…」「この章終わっちゃうのかな」と名残惜しそうな声も聞こえた。
(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)