「阪神2軍春季キャンプ」(4日、具志川) 阪神の下村海翔投手(23)が今キャンプ初めてブルペン入りし、周囲も高評価する…
「阪神2軍春季キャンプ」(4日、具志川)
阪神の下村海翔投手(23)が今キャンプ初めてブルペン入りし、周囲も高評価する上々の一歩を踏み出した。プロ1年目に受けたトミー・ジョン手術から約2年、復活を目指す右腕は着実な一歩を南国の地で踏んだ。
具志川のブルペンに背番号19が立つと、見守るファンも注目の視線を一段と強める。立ち投げで13球、その後捕手を座らせて25球。軽くリリースされた球は気持ちいいミット音を響かせた。
下村が春季キャンプでブルペン入りするのは、一昨年2月10日以来。この時は全て立ち投げだったため、捕手を座らせたのは初めてとなった。
本人の取材対応はなかったが、周囲はその投球を高評価。森ブルペン捕手は「そんなに力を入れて投げていないと思うんですけど、(球が)ビュッときた」と表現。平田2軍監督は「やっぱり良い球投げよるやん、腕の振りがいいもん」と目を細めた。
プロ1年目の4月から始まったリハビリ生活。今季こそ実戦復帰したい気持ちは当然ある。今年1月29日、今オフ初めて捕手を座らせてブルペン入りした際、下村は「焦らないといけないんですけど、焦らずやっていきたい」と、胸の内を明かしていた。
そんな下村の気持ちを察するように、平田2軍監督は言う。「焦らんでええって」。復活へ向けた長旅、自身の中の焦燥感を拭いながら一歩一歩踏み出していく。