重賞2勝のサクラトゥジュール(セ9、美浦・堀宣行厩舎)が、東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)でレース史上最…

 重賞2勝のサクラトゥジュール(セ9、美浦・堀宣行厩舎)が、東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)でレース史上最高齢制覇を目指す。

 サクラトゥジュールは父ネオユニヴァース、母サクラレーヌ、母の父シンボリクリスエスの血統。JRAの現役に残り5頭となった父の産駒の中では、唯一のオープン馬となる。一方、母系は4代母のスワンズウッドグローヴを祖とする谷岡牧場の名牝系で、伯父のサクラプレジデントは02年の札幌2歳S、03年の札幌記念、04年の中山記念の勝ち馬。近親にはサクラチヨノオーやサクラホクトオーなどの名前がある。

 ここまで28戦7勝。24年の東京新聞杯で7歳にして重賞初制覇。25年の京都金杯で2つ目のタイトルを獲得している。2走前の東京新聞杯はブービーの15着だったが、完全に折り合いを欠いたので参考外。実際、前走の安田記念では0秒5差の8着に健闘し、健在ぶりを示している。確かに操作性に課題は残るものの、それだけに過去の重賞2勝のパートナーであるR.キング騎手を確保できたことは非常に大きい。約8カ月のブランクさえ克服できれば好勝負になるだろう。

 今年で76回目を迎える東京新聞杯だが、8歳以上が勝ったことは一度もない。グレード制が導入された84年以降に限ると延べ35頭が出走し、04年のキスミーテンダーと25年のメイショウチタンの3着が最高着順。9歳以上(全て9歳)となると4頭が出走し、15年のダノンヨーヨーの8着が最高着順だ。サクラトゥジュールは若手を下し、レース史に新たな1ページを刻めるか。キング騎手とともに2年前の再現Vとなることを期待したい。